【文スト】Stray Love5

中島敦(3) ページ30

中｢えっと....｣

『もう！今日エイプリルフールだってば！』

中｢えいぷりる.............あ！｣

『分かった？』

中｢髪切ったってのは嘘だったの？｣

『そう！そういうこと！
だから、分からなくて正解！』

中｢ははぁ...なるほど｣

『...ほんっと鈍感
でもね、そういうところも可愛い』

男に可愛いはダメだってば

中｢....可愛いより恰好良いの方が
嬉しいんだけど｣

『それは.....多分無理よね？』

だよね？
それは僕も薄々感じてた

『まぁ...可愛くても恰好良くても―――』

っていうか！
事の真偽が
分かんなくなってきた...！！

『私が好きなのは"中島敦"だからね....？』



だぁっ！それは
僕が恰好良いと言われる立場になれば
嫌われるってこと？！わかんない！


....だったら、僕からもしかければ良いんだ

中｢僕も今日は3回しか嘘つかないって
自分で決めてたんだ｣

『へぇ...なんで3回？』

中｢それは...作者の意向...？｣

作者って何？と疑わしげに
首をかしげるAに気付かぬふりをして

中｢僕も。AならどんなAでも好きだし
....でもあんまり..｣

今だ僕に跨がるAに言う。

中｢主導権を握られるのは
好きじゃないんだけど｣





中｢だから体制逆転で進めても良い？｣



僕は優しくAを下にした。



ほんっと、良い眺めだよね、上(ここ)は。



＜終＞

･･･

いやぁ、最近私が私自身の
世界観といいますか価値観といいますか...
を理解できないという
珍事件が発生しておりまして。

話の内容が良く分からない方が
ほとんどだとは思いますが

全て私が悪いのでお気になさらず...



お詫びという訳ではありませんが
おまけです。。
(なるべく分かりやすく頑張ります...)




この話に限らず
意味分からんわ！って所は
遠慮なく質問してくださいね汗



･･･


Aside

私は敦くんと似てるのかな。
気が強くて、だけど人には逆らえない。

...天邪鬼みたい

私もね、髪のことの他にひとつ嘘ついたんだ。

...敦くんは恰好良くはなれないって言ったけど

こうして下から見る敦くんは
私にとっては世界一恰好良く見えるんだよ...

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