真偽:中島敦<中木寸> ページ28
敦side
僕は今崖っぷちに立っている。
冷たい汗がつぅと....
いや、つぅという表現は適切ではないな
...ダラダラと(?)流れ落ちる。
だって分からないんだもん――...
狼狽する僕を
冷ややかな目で見つめるA。
冷ややかな汗がまた流れた。
あぁ...太宰さんがいればなぁ
あ、とりあえず
こうなった経緯を説明しよう...
・・・
これは、彼女の家での話。
『敦くん!...どう?』
...ソファに座るや否や、
どう?と言われました。
中「どう、って何が?」
聞くと、Aは
あからさまに不機嫌な顔に...
『....』
中「...A?」
『.....髪』
中「髪?」
Aの髪をみた。
...いつもと変わらない、綺麗な髪。
.....髪型だっていつもと変わらない...
何のことだか、と首を傾げる僕に
Aはぶっきらぼうに言い放つ。
『...切ったんだけど』
...分からない。
動揺を隠して、僕はごく自然に振る舞う。
中「あ、あぁ、それでか!どうりで
いつもと雰囲気違うなって思ったんだ」
Aは頬を膨らませて
僕に訝しげな目を向ける。
僕は反射的に目をそらし、
自分の頬を掻いた。
つぅと冷や汗が伝いだした。
....そして、話は冒頭へ戻る。
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中木寸(プロフ) - テテボムスさん» はわわ...!!ありがとうございます(コメいただくと舞い上がるタイプの私...笑) これからもよろしくお願いします♪ (2017年3月17日 22時) (レス) id: f9edf98cd8 (このIDを非表示/違反報告)
テテボムス(プロフ) - 5弾まで来ましたね!!すごいです!私この作品大好きなので私まで嬉しいですよ!!これからも応援してます!頑張って下さいね!! (2017年3月17日 22時) (レス) id: 655034698a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中木寸&沙奈 x他1人 | 作成日時:2017年3月17日 21時