#55 今更 ページ16
─────マクゴナガル先生のダンスの講習会から早いもので一週間が経った。
ロ「まずい、まずすぎる。このままだとダンスの相手が居ないの僕らだけだよ.......。」
ロンはそう言って周りをキョロキョロ見回している。が、今は絶賛授業中である。それも、スネイプ先生の魔法薬学だ。ということで案の定、ロンはスネイプ先生に頭を掴まれ、強制的に顔を机へと向けられたのであった。
ちなみに今は、先日作った魔法薬についてのレポートを1時間で書き上げろという授業内容で、私達生徒は大広間に集められ、そのレポートを必死になって書いていた。
魔法薬学があまり得意ではない私だけれど、昨日ルーピン先生に相談してこっそり教わっていたおかげでスムーズにこなせていた。
ロ「あ、でもネビルもまだ相手見つかってないよな！」
ハリ「ネビルは1人でも踊れるから大丈夫だよ。」
ハリーの言ったことは私には分からなかったけど、どうやら二人の間では通じたらしくクスクスと笑っていた。けれど、彼ら二人の希望はものの数秒で崩れ落ちるのだった。
ハマ「ネビルはもう相手見つけてるわよ。」
ロ「ええ.......？！それ落ち込んじゃうよ.......。」
結構本当に落ち込んだらしく、ロンはレポートを書くべく、ようやくペンを握った。
よし、私もレポートに集中しよ。あと少しで終わるし、もうひと踏ん張り！
私が気合いを入れ直して、再びペンを走らそうとした時だった。
ロ「A、ハーマイオニー！女の子だよね？！」
ハマ「ええ、よく気付いたわね。」
「そうだけど.......どうしたの？ロン。」
ロ「僕らと一緒に踊らない？」
そう私達を誘ったロンだけど、再び通りかかったスネイプ先生に、先程の会話を聞いていたかどうかは分からないけれど、発言ごと律するかのように本で小突かれていた。ハリーもロンと同様に小突かれ、「ん"っ」と野太い声を上げていた。
ロ「いてて..............ほら、ほらさ、男は1人でも大丈夫だけど、女の子は1人で舞踏会だなんて惨めだよ？」
小突かれてなお、諦めずに誘ってくれるけれど、もう私はフレッドと踊るしなぁ.......。
ロンのさっきの言い方に腹を立てたのか、ハーマイオニーは少し怒り気味で
ハマ「何を言っているの？1人じゃないわよ！お生憎、もう相手はいるわよ！」
と言って立ち上がり、スネイプ先生にレポートを提出しに行った。ハーマイオニー終わらせるの早すぎ.......やっぱり凄いわ。
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no non(プロフ) - いつの間にやら合計20,000hit超…ありがとうございます;-; (6月4日 21時) (
レス) id: 8fced7c227 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - ダイアナさん» ありがとうございます;-;お返事遅くなってすみません汗とても嬉しいです！ゆっくりではありますが更新して行けたらな〜って思ってます:) (6月4日 21時) (レス) id: 8fced7c227 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 応援してます！待ってます！ (2023年3月15日 8時) (レス) id: a77adeeec4 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 皆様あけましておめでとうございます。もうしばらく低浮上は続きますが、色々落ち着きましたら最後まで一気に突っ走るつもりです:)本年もどうぞよろしくお願い到します。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます＊ (2022年1月1日 0時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - いつの間にか合計15,000hitいってました。本当にありがとうございます:) (2021年10月16日 10時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：no non | 作成日時：2020年10月24日 1時
