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ルーピン先生は私の気持ちを見透かしたかのようにこう答えた。
ル「嫉妬に友達も恋人も家族も関係ないさ。それだけ相手の事を強く想っている証だろうしね。」
強く想っている、か。
私は態度や言葉で気持ちを示すのは苦手な方だと自覚してる。だけど、Aのことは凄く大好き。
私と心から仲良くしてくれるのは、同性ではAが初めてだった。優しくて、人の本当の内面を見ることが出来て、泣いている時には寄り添ってくれて＿＿＿数え切れないほど大好きな所がある。
なのに私は、Aが他の子と仲良くしていたからと嫉妬してあんな事をして、自分で自分が恥ずかしい。
ハマ「私、ホントに、ホントに、なんであんな事してしまったの......。」
ル「大丈夫だよ、それだけ大切に思っているなら。」
ハマ「でも、Aはとても怒ってると思うんです............。」
そうよ、あんなに酷いことをしてるんだもの、いくら優しいAでも怒るに決まってる。すると、ルーピン先生は唐突にこんな話を始めた。
ル「人の【想い】はね、伝染するんだよ。」
「え？」
ル「好きだという気持ちも、嫌いだという気持ちも、自分の想いは相手に伝わって、いつの間にか心が通じるものだよ。」
そう言うとルーピン先生はニッコリ笑った。
ル「君はAが大好きなんだろう？だったら大丈夫だよ。」
..............そうね、ルーピン先生の言う通りかも。
ハマ「ルーピン先生、私、いってきます！」
私は、彼女の所へ走り出した。
＿＿＿＿＿＿
ハマ「はっ......はぁ......！ラ、ラベンダー達、どこで女子会してるのよ？！」
DADAの教室を出て、寮に行ったり中庭に行ったり色々なところを回ったけれど彼女達の姿はどこにも無かった。走り回ったおかげで私はクタクタだ。
ハマ「他に女子会する所がどこにあるのよ？！」
もしかしたら、もっと別の場所に行ってるのかしら......。他の所に行ってみよう。そう思った時だった。
「ハーマイオニー！！！」
私が会いたかったAの声が後ろから聞こえた。
ハマ「A？！」
「や、やっと見つけた......！」
どうして？ラベンダー達と女子会してるんじゃ＿＿＿？
ハマ「A、じ、女子会は......？」
「ハーマイオニーがいつもと違ったから、そのままにしたくなくて早めに切り上げてきた......！」
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no non(プロフ) - ﾌ､ﾌｵｵｵｵｵｵｵ！！！10,000hitありがとうございます！！！！！ (2021年6月7日 16時) (
レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 合計5,000hit...！！！ありがとうございます！！！ (2020年11月11日 8時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 番外編ながら、1000ヒット超え、本当に感謝しております。本編ともにこれからもよろしくお願い致します：) 皆様のご健康とご多幸を祈って、ご挨拶と代えさせていただきます。 (2020年4月28日 22時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：no non | 作成日時：2020年3月6日 12時
