銀魂〜万事屋ここにあり〜

第六訓 お前らテロなんてやってる暇あるならぺろの散歩にでも行ってきな ページ34

桂｢…これまでか敵の手にかかるより

最後は武士らしく潔く腹を切ろう｣









銀時｢バカ言ってんじゃねーよ立て

美しく最後を飾りつける暇があるなら

最後まで美しく生きようじゃねーか｣









その男銀色の髪に血を浴び









銀時｢行くぜヅラ｣









桂｢ズラじゃない桂だ｣









戦場を駆る姿はまさしく夜叉









桂｢天人との戦いにおいて鬼神の如き働きを

やってのけ敵はおろか味方からも恐れられた武神…

銀時そしてA我々と共に

再び天人と戦おうではないか｣









新八｢…銀時さんAさんアンタ達攘夷戦争に

参加してたんですか｣









桂｢戦が終わると共に姿を消したがな

お前たちの考える事は昔からよく分からん｣









銀時｢俺ァ派手な喧嘩は好きだが

テロだのなんだの陰気くせーのは嫌いなの

俺達の戦はもう終わったんだよ

それをいつまでもネチネチネチネチ

京都の女かお前は！｣









桂｢バカか貴様は！京女だけではなく女子はみんな

ネチネチしているAを除いてだ

そういう全てを含めてつつみこむど量がないから

貴様はAを捕まえれないんだ｣









銀時｢バカヤロー俺がもし天然パーマじゃなかったら

Aも俺の女だぞ多分哀しくなんかないわ

人はコンプレックスをバネにしてより高みを…｣









桂｢何でも天然パーマのせいにして

自己を保っているのか哀しい男だ｣









新八｢アンタら何の話してんの！！｣









桂｢俺達の戦はまだ終わってなどいない

貴様の中にとてまだ残っていよう銀時…

国を憂い共に戦った同志達の命を奪っていった

幕府と天人に対する怨嗟の念が…

天人を掃討しこの腐った国を立て直す

我々生き残った者が死んでいった奴等に

してやれるのはそれぐらいだろう

我等の次なる標的はターミナル天人を召喚する

あの忌まわしき塔を破壊し奴等を江戸から殲滅する

だがアレは世界の要…容易にはおちまい

お前たちの力がいるA銀時｣









Aはニコニコと笑い銀時は頭をかく









桂｢既に我等に加担したお前たちに断る道はないぞ

テロリストとして処断されたくなくば俺と来い

迷う事はなかろう元々お前たちの居場所は

ここだったはずだ｣

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