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☆遊修というか修遊 吸血鬼パロ ページ2
「ん…」
ふと空を見上げる。
レプリカがいなくなった夜はとても静かで、ただ星空を見つめることぐらいしかできない。
しかし今日は違う。
ー満月だからだ。
満月は吸血鬼の力が満ちる日。
普段人間として生活しているものもこの日の夜だけは吸血鬼になる。
不意にガチャ、とドアが開く音がした。
誰かなんか聴かなくたってわかっている。
恋人であり、吸血鬼のオサムだ。
「く…が」
満月の夜は吸血鬼の力が満ちるらしいから今のオサムは人間じゃない。
吸血鬼だ。
そして俺は
満月の日ばかりはオサムに血を分けている。
「は…やく」
いつもは透き通るような碧の瞳が今日は血のような赤に輝いている。
それは本当に俺を欲してくれる時のオサムの目。
友達としても、隊員としても、ー恋人としても。
この目をされると俺は逆らえなくなる。
「ーああ、いいよ。今日はどこを吸う？」
いつもと違う、長い夜が始まる。
☆遊修 「今日は月が綺麗ですね」(お前遊修しか描く気ねえのか)→←☆遊修 ヤンデレ(かなりのバッドエンドです)
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作者名：宇宙光里 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/NAT20170063/
作成日時：2021年12月14日 5時
