七十ノ巻 ページ26
『やっぱり...ここだったのね』
小「!?あなた!」
長「やっぱり来たか...」
バレていたか...
『あなたが木の葉に1番近いところにいるのは知っていた。長門、この戦いを辞めて』
長「無理だ」
なっ!
長「もうすぐ平和がやってくる...」
平和...っ
『自来也様が望んだ平和はこんなのじゃない!』
ナルト「A....先生...!?」
ナルト....
ナルト「なんでここにいるんだってばよ!あっちじゃカカシ先生は!」
『知ってるよ』
ナルト「!」
長「うずまきナルト。オレが憎いか?仇を目の前にし...復讐をなしとげたいだろう?」
長門!
小「長門をここで殺し、復讐をしたところで世の中は何も変わらない。それはお前の自己満足なだけだ」
小南。
長「何も答えられなかったお前にできることは無い。お前の役目はオレの創り出す平和のために犠牲になるということが正解なのだ」
ナルトに棒を投げる。それをナルトは受け止めた。
ナルト「お前と....話をするつもりでここへきた。けど他に確かめたいこともあった」
長「確かめたいこと...だと?」
ナルト「自分の気持ちを確かめたかった。仇を目の前にしたらオレがどうするのか、自分でもわかんなかったからだ...」
ナルト...
ナルト「やっぱてめぇは許せねぇ!!」
ナルト!?
ナルトが長門に拳を...
ナルト「な!」
私はナルトの拳を止める。
『ナルト』
ナルト「なんで...なんで止めんだよ!先生は仲間なのか!?」
『自来也様はこんな世界望んでいたの?ナルトがこいつを殺してどうなる?それが自来也様の望んでいたことなの?』
ナルト「っ...えろ仙人は
本当の意味で理解し合える時代がくる
って....信じてるって言った」
自来也様...
ナルト「今になってやっと意味がわかった。そんなに簡単なもんじゃねーって...」
長「自来也先生の言っていたことは時代遅れの理想主義だ。現実は違う。お前はこの現実を目の当たりにし、本当に自来也先生の戯れ言を信じることが出来るのか?」
ナルト「オレは...お前の話を聞いて答えを出したい。」
長「・・・いいだろう。」
長門は自分の過去を話してくれた。
父と母を木の葉の忍によって殺された過去を....
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作者名:プーリー | 作成日時:2019年11月3日 14時