五十九ノ巻 ページ15
『口寄せ...』
ウルフ「A、どうし((ギュッ
ウルフはしばらく静かにしてくれた。全部わかっているから、それがウルフの優しさ...
『ごめん...』
ウルフ「いや...A、辛いか?」
え...
ウルフ「人が死ぬのを見るが辛いか?」
正直、辛いかと言われれば辛い。でも手が出せないから....私が次に手を出す時は死ぬ時...
ウルフ「辛そうなAを見るのがオレは辛い...」
ウルフ...
『ごめん。でも大丈夫。次に誰かを助ける時は私が死ぬ時...誰かを守りたい、そう思った時に救いたいんだ(*^^*)』
コンコン
『はい、紅さん?』
紅「やっほ(*^^*)アスマ任務に行って暇だから来ちゃった!」
!もう行ったのか...
『上がってください(*^^*)』
紅「おじゃましまーす」
紅さんをうちに上げる。
『お名前、考えてるんですか?』
紅「うん(*^^*)」
そっか....もう決めたんだ。
紅「この子はミライ。私とアスマの大切なミライ」
ミライ....紅さんに似たかわいい女の子。でも...
紅「アスマがね考えてくれたの」
『え...』
紅「アスマ、将棋弱いくせに一丁前なの笑 その中に【玉】っていう駒があってね。その駒は私たちが守るミライだって」
!...っ...
『紅さん』
紅「ん?」
『私、行くとこができました』
紅「分かった(*^^*)帰るね」
『はい』
決めた。私の命はここで消えさせそう....アスマさんを生き返らせる。
『口寄せ!』
ウルフ「A、どうした」
『いくよ。』
ウルフ「!....そうか」
手紙は書いた。万が一の時に備えて。
行こう、これが最後の....私にとって最後の任務だ!
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作者名:プーリー | 作成日時:2019年11月3日 14時