うずまき姉弟

後日談11 ページ32

____数ヶ月後...


ﾅﾙﾄ「たっだいま！」


『おかえり』


ﾅﾙﾄ「今日の晩飯はなんだってばよ！」


『今日はシチュー。ナルト好きでしょ？』


ﾅﾙﾄ「おう！」


ｶｶｼ「ただい...またナルト来てたの」


ﾅﾙﾄ「俺の家だってばよ！」



ナルトはよく顔を出すようになった。というかほぼ毎日だけど(^^;)
私はあの後、カカシさんと結婚し はたけAになったが、表札はそのまま波風。


ｶｶｼ「ただいまA」



『おかえりなさい』



今日も3人で晩御飯を食べる。


『ナルト、運ぶの手伝って』


ﾅﾙﾄ「おう！」


ナルトにお皿を渡そうとした時...っ...


ﾅﾙﾄ「姉ちゃん？」


『っ...』


お腹に痛みが...今までとは違う痛み。



ｶｶｼ「A、陣痛か！」


陣痛....


ｶｶｼ「ナルト、急いで病院へ運ぶんだ」



ﾅﾙﾄ「お！お((『まって！』


さっきよりは痛みが治まった。


『カカシさん、寝室にカバンがあります。それを取ってきて、ナルトは病院に電話して』


2人「「は、はい！」」


私はソファーに座って楽な姿勢をとる。
いよいよか....


『赤ちゃん...もうすぐ会えるね』


お腹を撫でると再び痛みが襲う。
いたいっ...


ﾅﾙﾄ「姉ちゃん！すぐに来てくれって」


すぐにか...


『わかった。』


ｶｶｼ「カバンだ。」


『ありがとう』



すぐに...動けるようになってからじゃないときついな..


ｶｶｼ「よいショット」



！？


『カカシさん！？』


ｶｶｼ「病院行くんでしょ？」


『うん...でも』


ｶｶｼ「嫁さん抱えられないほど弱ってないからね？ナルトはカバン持ってきて」


ﾅﾙﾄ「わかったってばよ！」


カカシさんに抱えられて病院へ。


____


『いだぃ〜！！』


紅「出産はもっと痛いのよ！ほら、頑張って！」



紅さんが応援に来てくれたんだけど...痛い！！


ｶｶｼ「もう6時間も格闘してるよ。大丈夫なの？」


あれから6時間が経ってもう夜中。


紅「初産ってのは時間がかかるの。カカシは明日仕事じゃないの？早く寝たら？」


ｶｶｼ「あのねぇ...」


ﾊﾞﾝｯ!!


ｻｸﾗ「Aさん！」


さ..くら...


ｶｶｼ「なんでサクラが？」



ｻｸﾗ「私、当直で。いよいよですね」


『え...うん...』


あーまた痛みきたぁぁぁ...


『いたい...ってばね...』


紅「本格的に来たわね」


いたい...いたい！！

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