緑谷と爆豪の幼なじみは水と風を操るチートでした【ヒロアカ】 (ページ9)

今日:17 hit、昨日:27 hit、合計:609,731 hit

8話ページ9

爆豪｢おっオイ！｣

貴｢あっ...れ？おかしいな、体が言うこと聞かない..｣

Aが困っていると突然爆豪がしゃがみこみAの事を抱きしめた

爆豪｢怖い思いさせて悪かった、次はオレがAの事を救けてやる

だから、もう泣くなオレはここにいる｣

爆豪はらしくないと考えながらもAの背中をポンポンしてまるで赤ちゃんをあやす様にした

貴(あぁ...そうか、私は怖かったのか)

自覚したら余計に涙が溢れてきた

貴｢ひぐっ、すっごぐ怖かったぁっ、ひっぐ、勝己が死んじゃうとっ思っでっ...
私が死ねとか言っだがら”っっ勝己が死んじゃうど思っだのぉぉっ！！

ごめんねぇっっ、ふぇっぐっ、ごめんねえぇ｣

Aは涙をボロボロこぼし嗚咽を繰り返しながら伝える

爆豪｢気にするな、あれはオレが悪かったんだ

それに現に今オレは生きてる、Aに触ってるし喋ってんだろ、勝手に殺すんじゃねェ｣

貴｢だっでぇぇっ｣

結局あの後私は狂ったようにギャンギャン泣いた

その後泣き疲れて眠ってしまったらしく勝己が家までおぶって連れて帰ってくれたらしい

そして、あの事件から勝己が必要に出久に絡みに行くことがパタリとなくなった

かくいう出久も最近何やらトレーニングを始めたらしく、授業中先生に隠れて机の下でハンドグリップ使ったりしているのをよく見る

受験対策なのか、勉強でわからない所とかは私に聞きに来ることが多くなった

そんなこんなで月日は流れ今は秋

そろそろ本格的に自分の進路を決めなければならないのだが、正直どこでもいい私はまだ全然進路を決めていなくて、どうしようかと毎日頭を悩ませていた

ある日の放課後先生に呼び出された

貴｢なんですか？先生｣

担任｢悠風、お前に凄くいい話が来ているんだ！！詳しい事は応接室で話すから早く来てくれ！！｣

何やら興奮を隠しきれていない先生に言われ、着いて行き応接室に入ると校長先生もいて流石に何事かと思いながら、先生2人が座る向かいのソファーに座った