【黒バス】狂喜〜愛〜【黄瀬涼太】

狂愛_21 ページ23

気が付いたら寝ていたようだ・・・


なぜか、ちゃんとベットの上にいた



この部屋に時計はないが、
鍵がついてなく、開くことのない窓が今の時間を物語っている


もしかして・・・

“涼太が一度、私のところへ来た”

のだろうか…?




それにしても･･･

夢を見ていた




私が涼太に告白した時の夢

私はずいぶん泣き虫で



告白した時も恥ずかしさのあまり泣き出してしまった

もちろん、ちゃんと返事をもらった後だが




…そのあとも、よく考えたらよく涼太に甘えたな･･･


泣いてしまった時、何時でも涼太は優しく慰めてくれたり、抱きしめてくれたりして、
私はそのたびに涼太に甘えるようになっていった




でも、やっぱり…





涼太はいつも、私のことを話してくれ

いつも好意を示す言葉を発してくれる




でも、私は涼太に何度涼太への気持ち、好意を表す言葉を発しただろうか…?


きっと涼太は・・・

優しいから…だからこそ、そういうことに敏感で



ちゃんと私が涼太のことが好きなのか。と心配したんだろう





…そうだ、私が悪いんだ


貴方「ごめん、ね・・・」

私は一人、ベットの中でつぶやいた

狂愛_22→←狂愛_20※過去編

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す