【薄桜鬼】名無しの少女の本業は暗殺者です！弐＝１５＝

540話 ページ40

お金の単位、

文化の違い、

カタカナ表記の外来語の多用、

交通機関の大変化、

その他諸々・・・・・・









貴女(・・・ちゃんと発信機付けとこ。)









こんな奴が迷子になったら一大事だ。









平助「なあ、今日はこの電車ってやつに乗るんだよな。」









貴女「君らの時代のカゴがとんでもない進化と変化を遂げた結果だと思えばいいよ。

渡し船の方がそれっぽいか？」









陸蒸気(蒸気機関車)すらない時代の人にどう説明しろっていうんだよ。









出かけるまでにドタバタで費やした時間は約二時間以上。









いつまでたってもスタートラインにすら立てやしない。









貴女「確認したらポーチにサイフちゃんと入れておいてね。」









平助「えーと、ここでいいのか？」









貴女「あっ、そこは・・・・・・」









ポケットの一つを開けると随分物騒な物が飛び出してくる。









平助「・・・・・・A。」









貴女「えーっと、そのー・・・、死にそうになった時だけ、ね？」









いつもの癖で平助の方にも武器入れっぱなしなの忘れてた。









平助「俺、こんなの使ったことないぞ・・・。」









貴女「ま、まあ使うことはないと思うけど、一応ね。」









ヤバい、そろそろ三時間が経過する。









貴女「じゃ、出発しようか。」









平助「よし、行くか！」









今日は前途多難な1日になるだろうな・・・。

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