【薄桜鬼】名無しの少女の本業は暗殺者です！弐＝１５＝

528話 ページ28

今の僕は帰ってくるのが精一杯で、

現在リビングのソファーの上にゴロンと寝転がっている。









平助「ご飯の準備は俺がするから安心して寝とけよ。」









貴女「・・・とか言いながら、お茶漬けですますつもりだろ。」









ギクッと固まってるのバレバレだから。









電子レンジの使い方を教えたらぐるぐる回るのが面白いのかやたら温めたがる。









あんまりのぞきこまないほうがいいんだけどね。









平助「コンロも使えるようになったし、お茶なら失敗しねえ！」









貴女「開き直ったねぇ。それぐらいの方が今の僕の身体にはちょうどいいんだろうけど。」









だからその笑顔やめろ、何でも許したくなるだろーが。









これが所謂“惚れた弱み”ってわけか。

529話→←527話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す