【薄桜鬼】名無しの少女の本業は暗殺者です！弐＝１５＝

522話 ページ22

貴女「クロヒ、さっさと手術して。」









クロヒ「開口一番すごい迫力だねぇ。準備はできてるよ。」









昨日診察していた部屋の更に奥へと案内される。









手術室には比較的新しい設備が揃っている。









貴女「こういうのは使えるくせに。(ボソッ)」









クロヒ「じゃあ、そこに寝てくれる。麻酔するから。」









貴女「手術ってどれくらい時間かかるんだ？できるだけ早く済ませてほしいんだが。」









指示に従って手術台の上に寝転がる。









気分をしてはまな板の上の鯉。









クロヒ「普通の病院で肺癌の手術をしてだいたい７時間のところを

　 僕は５時間足らずで終わらせるんだけど・・・。

　 君、麻酔効きにくい身体でしょ。」









貴女「あー、麻酔だけでも時間がかかると。」









クロヒ「その上、君の身体は特別だから。７時間以上って見積りかな。

　 麻酔はちょっと強めのやつで目が覚めるのも考えたら９時間ぐらい？」









貴女「不確定要素多いもんな。」

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