490話 ページ10
どーしよ、完全にパニック起こしてるし。
とりあえず僕は手で彼の口を塞ぐ。
平助「うぐっ。」
貴女「とりあえず静かにしろ。今は君にとっちゃ明るいかもしれないけど
たぶん真夜中だ。人目がないのは好都合だけど、騒いだらバレる。
さっさと移動するぞ、歩けるか?」
平助「あれ、あんだけ怪我したのに治ってる・・・。って、どこに行くんだよ。」
貴女「風景に見覚えがあるし、たぶん僕が使ってた住み処が近い。そこに行く。」
立ち上がれば気だるさはあるものの身体は不自由なく動く。
とにかく、考えるのは後にしよう。
貴女「こっちだ。はぐれるなよ、君は場所どころかこの世界を知らないんだから。」
平助「お、おう。」
若干緊張した面持ちを見せる。
まあ、無理もない。
僕にも経験があることだ。
僕は記憶を頼りに歩き始めた。
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朧 龍 - 30000hitいきました、ありがとうございます! (2022年7月22日 22時) (レス) id: df44173df6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 20000hitいきました、ありがとうございます! (2018年12月28日 17時) (レス) id: 09eed93317 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 10000hitいきました、ありがとうございます! (2018年3月21日 0時) (レス) id: dfcc0b32bc (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 桜華さん» 作ってみました!夢幻妖鬼録、といかにもまあ、それっぽい感じの題名に勝手にしました。見たらコメント欄に痕跡を残しておいてください、それを目印にしますので(ニコッ) (2017年3月27日 18時) (レス) id: 70c4e0b8bf (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 桜華さん» 牛若じゃなくって、もう慶応の光源氏とかどう?そっちの方が正確なんじゃない?(by沖田)そういや、そんな絵草紙も出回ってたな。(by原田)えっ、嘘?!(by二人)もう勘弁してぇ・・・。(by主人公)《全ては主人公が無自覚天然タラシなのが悪い!》完っ! (2017年3月27日 12時) (レス) id: 70c4e0b8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2017年2月12日 21時