376話 ページ6
斎藤「なに、それはどういう意味だ?」
左利きのお兄さんが顔をしかめる。
貴女「ちょっとね、数が増えてる気がするんだ。こっちが相手しなくちゃいけない、ね。」
偵察に行ったわけでもないのに何でそんなことがわかるのかって?
そんなの、ただの勘ってやつだ。
その勘は、戦いの中で身につけた生き残る為の感覚。
他の言い方をするなら第六感ってやつ。
それがどれだけ大切か、戦いの中に身を置く者ならわかる。
貴女「とりあえず誰かに偵察に行ってもらいたいんだ。」
斎藤「綱道の方か?だが、これ以上刺激するのは・・・。」
貴女「そっちじゃなくて甲府城の方。」
斎藤「まさか・・・・・・。」
僕はコクッとうなずく。
貴女「もしかしたら、面倒なことになるかも。」
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朧 龍 - 50000hitいきました、ありがとうございます! (2021年12月18日 22時) (レス) id: df44173df6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます! (2019年8月15日 2時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 30000hitいきました、ありがとうございます! (2018年12月17日 16時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 20000hitいきました、ありがとうございます! (2018年9月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 10000hitいきました、ありがとうございます! (2017年2月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2016年10月31日 5時