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33話 ページ33

千「でも、未来なら私がわからなくてもしょうがないわね。」









貴女「150年先はさすがに見た事ないですしねぇ。」









せいぜい見える未来は3ヶ月先が限度だ。









過去は・・・・・・あれ、何時代なんだろ。









あれより昔は見た事ないんだよな。









千「そういえば夢見の力が使えるのよね。」









貴女「夢見の力?」









千「貴女の持つ、未来を見る力のことよ。鬼には12の一族がいて、

  それぞれが特殊な力を持っていたわ。それをまとめていたのが

  私達八瀬一族の夢見の力よ。」









あの力、夢見の力っていうのか。









何か強そう。









ということは・・・・・・









貴女「貴女もその夢見の力とやらが使えるんですか?」









すると彼女は首を横に振った。









千「いいえ。鬼の血は時代と共に薄まっていき、

  今では一族の持つ力を使える鬼はほとんどいないの。

  残念ながら、私にその力はないわ。」









何だ、違うのか。









少しがっかりしている自分がいる。









千「だからね、私は貴女が先祖返りなんじゃないかと思ってるのよ。」









先祖返り?









また聞き慣れない言葉が出てきたもんだ。

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朧 龍 - 100000hitいきました、ありがとうございます! (2021年12月18日 22時) (レス) id: df44173df6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 90000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月15日 16時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
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朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます! (2018年12月17日 15時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧  龍 | 作成日時:2015年12月29日 20時

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