26話 ページ26
この世界に迷い込む前の話といってもろくなもんじゃない。
学校に通って、その裏で人を殺めて。
どこ、と問われたけれど、いろいろ転々としてたからなぁ。
まだ数年しか経ってないはずなのに、ずっと昔のことみたいだ。
いや、こっちの方が昔なんだけど。
・・・そうか。
この世界に紛れ込んで、捕らわれて、もうそんなに経ったのか。
貴女「言うと思います?残念ながら、僕は貴女の事を信頼できるほど知らない。
それが、相手のことを勝手に調べるような相手なら尚更ね。
そんな相手に、自分のことをペラペラ話してたようじゃすぐ死にますよ。」
飄々と僕は言う。
人に踏み込ませないように自分に仮面をつけて。
千「そうよね。確かに言うとおりだわ。なら、私達のことを話せば
少しは信用してもらえるかしら。」
貴女「あいにく、そんなに興味はないですけど。
言うことで貴女の気がおさまるんなら聞くぐらい別に構いませんよ。」
このままじゃ埒が明かないもんな。
ため息交じりに僕は承諾した。
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朧 龍 - 100000hitいきました、ありがとうございます! (2021年12月18日 22時) (レス) id: df44173df6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 90000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月15日 16時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます! (2019年8月15日 2時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます! (2018年12月17日 15時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます! (2018年9月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2015年12月29日 20時