18話 ページ18
千「風間達が自らを鬼と名乗っていることは知っていますか。」
僕は部屋の一番隅、彼女からずっと離れた場所にいる。
命令に逆らうつもりはないし、彼女の命を奪う気もない。
永倉「確かに馬鹿力だったけどよ、鬼なんてそんなもんいるわけが―――」
千「実は、私も鬼なのです。」
どこか遠くで声が響く。
まるで自分はここに存在していないかのように。
君菊「こちらは旧き鬼の血筋、鈴鹿御前の末裔千姫様。
そして私は代々お仕えしている忍びのものです。」
本調子ならその服、絶対に忍んでないとかつっこんでんだろうな。
でも、今の僕は情けない限りだ。
身体の震えが止まらない。
ほんとに、情けないなぁ・・・。
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朧 龍 - 100000hitいきました、ありがとうございます! (2021年12月18日 22時) (レス) id: df44173df6 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 90000hitいきました、ありがとうございます! (2021年1月15日 16時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 80000hitいきました、ありがとうございます! (2019年8月15日 2時) (レス) id: 345339f75a (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 70000hitいきました、ありがとうございます! (2018年12月17日 15時) (レス) id: ea8560f806 (このIDを非表示/違反報告)
朧 龍 - 40000hitいきました、ありがとうございます! (2018年9月2日 21時) (レス) id: bdb3c46ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 龍 | 作成日時:2015年12月29日 20時