インク切れ ページ13
ドリーム視点
ドリーム「……インク………」ボソッ
インクが"あること"を伝えに行くために、兄さん達の家に行ったっきり帰って来てない……これっておかしいよね?
スワップ「ムェ!ドリーム!インクはきっとすぐ帰って来るんだぞ!だからそんな顔するんじゃない!」
ドリーム「…うん!そうだよね!リーダーの僕がくよくよしてどうするんだっ!!」ペチィ
僕は元気になるために、自分の頬を平手で思いっきり叩いた。
……ちょっと痛いな…←自分でやっといてか
スワップ「ムェッヘッヘ!!そうと決まれば、ドリーム!お昼ご飯食べてインクを探しに行くんだぞ!!」
ドリーム「そうだn……っえ?」
スワップが言い放った言葉が本当か確かめるために、僕はインクが作った、ちょっとヘンテコな形の時計を見た。
十一時三十分…そろそろお昼ご飯の時間だ……
ドリーム「っえもうこんな時間!?」
スワップ「そうだぞ!!ドリームずっと椅子に座ったままだったんだからな!!」
ドリーム「えぇぇぇ……オーマイゴッド……」
スワップ「さぁ!!早くご飯食べてインクを探しn[ガチャ]!!」
玄関のドアの音……インクが帰って来たのかな?
スワップ「イーンクッ!!」ドタドタドタ
あ…いつもは廊下走らないスワップがあんなに慌てながら走って……
……いいなぁ、愛されてて。僕は自分のソウルが金の林檎だったから、いろんな友達ができたけど……自分の性格とかを視てくれたのはNeil(ネイル?)だけだったな……
と、そんなことを思いながらスワップの跡を追う。それにしてもなんか…静かじゃ?インク、いつもは帰る時に大きい声でただいまーって言うのに…?
そんな小さな不安を抱えながら玄関に向かう。そして……
ドリーム「イーンクー?インクな……の……!!??」
スワップ「イ、インク?どうしたのだぼーっとして……?」
そこには、インクがいた。けれど、いつものインクではなく……
ドリーム「なっ……!!インク!!早くこれ飲んで!!」
"感情が無い時"の、遠くを見つめるインクがいた。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:Cry cry | 作成日時:2020年8月6日 0時