前世の恋人は記憶がありませんでした Part2

87話 ページ42

＿＿ﾚｲside





ｴﾚﾝ｢おめでとう！！レイさん！！！｣


『ありがとう！』




私が退院したのは3月だった


リハビリとか色々あったからね



そして、リヴァイさんとも恋人になれた




不機嫌そうに見ているリヴァイさんを横目に

エレンと話す






ｴﾚﾝ｢あ、レイさん…………俺ね、言いたかったことがあるんだ｣


『？』



そっと、エレンは私に耳打ちをする







＿＿＿俺……ずっと昔、貴女に恋してたんだ







『えっ………』



ｴﾚﾝ｢でもね、今は違う！

レイさんがリヴァイさんと恋人になってくれてよかった！！


本当に嬉しいよ！｣





『ありがとう、エレン！！

エレンにはとても感謝してる！

本当に、ありがとう！』






そう言ってるとリヴァイさんが私とエレンの間に入ってくる






ﾘｳﾞｧｲ｢もう、話は済んだだろ

エレンよ、あまりレイに近づくんじゃねぇ｣



ｴﾚﾝ｢あはは……｣





ﾘｳﾞｧｲ｢大丈夫か？

……行くぞ｣





私の手を引いて私のペースに合わせて

歩くリヴァイさん





愛おしい人の隣に立てるようになった








ﾘｳﾞｧｲ｢前に約束した通り、絶対に【日本】に行って“桜”をみるぞ

俺がちゃんとした仕事に就いて連れて行ってやる｣




『……それはプロポーズととっても？』



ﾘｳﾞｧｲ｢それは、ダメだ

ちゃんとしてぇからな

絶対に式も挙げるぞ｣



『はいっ！約束ですよ！』




もう、それはプロポーズでいいと思うんですけどね


そう思いながら笑う







この約束は


きっと果たされる

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