前世の恋人は記憶がありませんでした Part2

62話 ページ17

《嘘つきでごめんね！！ずっと前から好きでした！》



(知ってる人は知ってると思います、ハニワのあれです)By作者








うわぁ、なんか感動するよ……これ





泣きそう………







すると、横からリヴァイさんがハンカチを渡してくれた







やっべ、イケメンなんすか

いや、イケメンでしたね









それから時間は過ぎて行った






私はリヴァイさんの後ろを歩く




その後ろ姿を見て思う







全く、変わってないんですね



いつも、私の前を歩く背中


私かいつも頼った背中


私が追いかけていた背中


私が大好きな背中





何一つ、変わってないんですね







嬉しいし、複雑だし………なんとも言えない気持ちです








そして、貴方は私が隣にいないことに気付くと



毎回のように振り返って





ﾘｳﾞｧｲ｢レイ｣






笑って手を差し伸べながら


私の名前を呼ぶんですよね







それが幸せで仕方ないのに





嬉しくて仕方がないはずなのに








どうして、こんなにも辛くなってしまうんでしょうね








『リヴァイ、さん』







幻覚が見えてくる




調査兵団の服を着た貴方が見えてしまう


重ねてしまう







リヴァイさんの大きくて暖かい手が、


私の大好きな手が



私の頬を撫でる









リヴァイさんの顔が近づく＿＿＿

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