検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:11,095 hit

18 ページ19

貴方side




「うっ…体が重い………あれ、私の家じゃない…?」





バッと重い体を起こすとある意味 "見慣れた" 景色。



「あれ、幻太郎くんの家…?」



幻「起きましたか貴方。」



「え?私いつの間に幻太郎くんの家来た?」


幻「昨日の夜です」



「昨日の夜…?待って、昨日は元気に社畜してたんだけど私…そこから何がどうなって幻太郎くんの家に…?」


幻「2時過ぎに連絡が来たので終電もないだろうと思って小生が迎えに行きました。」


「まっ…まじ?!ごめんね幻太郎くん!!」


幻「謝ることじゃないですよ。」


「えっ…なに今日優しい…?」


幻「流石の小生も、深夜に仕事を終えて疲れてる人に厳しくするほど鬼じゃありません」


「えー、やさしい」


幻「ふふ、まあ小生、以前、その優しさ故に罪を犯してしまったこともあるんですけどね…………」


急に暗い顔になる幻太郎くん。


「え?」


幻「まあ嘘ですけど」


「………」




助けてもらった手前、今日ばかりはこんな嘘も許してあげよう。








.







起きてから今の状況や昨日のことを聞いて、頭が整理できたはいいけれど









.




昨日何か大切な考え事をしていた気もする。




それがどうも上手く思い出せない。

19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:夢野幻太郎 , ヒプマイ , ラブコメ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めゃ | 作成日時:2020年1月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。