4.会場 ページ4
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「お嬢様、支度が整いました」
『ありがとうございます』
朱桜家主催のパーティー当日。
使用人にメイクや服の着付けを手伝ってもらい、身支度が早々と整いました。
「やはりお嬢様はお綺麗ですね。
本日のパーティー楽しんでくださいませ」
『ふふっ…ありがとうございます』
使用人は皆良い人達ばかりで、こんな私でも可愛がってくれます。
成瀬家の一人娘として、両親の顔に泥塗るような真似だけはできません。
久し振りのパーティー…。
とても緊張します。
「A、乗りなさい」
両親と共に車に乗り込み、パーティー会場へ。
『わぁ……！』
会場に着いた私は、恥ずかしながら感嘆の声を漏らしてしまいました。
パーティー会場は、美しいシャンデリア、埃一つ無い床、参加者の方々の高貴な雰囲気。
どれもが素晴らしく、私が場違いな気がしてなりませんでした。
しかし、折角使用人達が整えてくれたのです。私、頑張ります。
両親とはぐれないように、それでも優雅に見えるように会場の中へ入ります。
「あら！彼方は成瀬家の方ではありません…？」
「まぁ本当…！旦那様も奥様も相変わらずお美しいことで…」
流石両親です。歩いているだけなのにお褒めの言葉をもらえるなんて。
私も両親のようになれるように、
少しでも近付けるように、
もっと努力しなければなりません。
「A、私達は沢山の方々に挨拶をしてくるから。お前は自由に見て回っていいぞ」
「折角のパーティーですもの、楽しまなきゃ損よ♪」
両親が挨拶をしに回り、一人ぽつん、とジュースを片手に壁に寄り掛かります。
自由に見て回っていいぞ、と言われても…
私はそんな気楽な性格ではないのでそんなことは到底できません。
ジュースが入ったグラスを少し揺らせば氷がカランと音をたてます。
私はこの音が好きです。
「失礼、そこお嬢さん。」
声をかけられ顔を上げると、
全く見覚えの無い方が立っていました。
どちら様でしょう…？
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すのーどろっぷ(プロフ) - 蒼穹さん» わぁあああありがとうございます！！胸きゅんをお届けできてよかったです^^* (2017年12月31日 0時) (
レス) id: 9445aaa6c2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - 司くんがヤバい(語彙力)久しぶりにキュンキュンしたよ！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 52262e91ae (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - 遥さん» 遥さん…!!嬉しいお言葉ありがとうございます!!私も遥さんの作品(零さんの小説等)読ませていただいております!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - すのーどろっぷさん、完結おめでとうございます＆番外編待ってました…！これからも読ませてもらいます♪ (2017年12月2日 21時) (レス) id: 59201c6d0a (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - 泉実さん» あぁありがとうございます!!喜んもらえて嬉しいです;;;;り、リクエストまで…!!了解致しました!初デートする2人、書かせていただきます!! (2017年11月29日 19時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
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