【浮世世界】（壊） (ページ27)

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1章3話「東側探索」ページ27

ー深海都市ー
ドグ「おぉ…！」(感動)
信者「すごーい！」
信者「綺麗ね。」
■■■「あれ？ドグさんだ。」
ドグ「アクゼくん。お久しぶりです。」
アクゼ「久しぶり！今何してるの？」
ドグ「住者書の確認が終わるまで見て回ってます。」
アクゼ「じゃあ、僕達が知ってるところだけ教えてあげる。ついてきて。」
ー
アクゼ「ここは海底都市って場所だよ。僕達はここで暮らしてるから好きなときに遊びに来てね。」
アクゼ「どこ行こうかな…。」
ドグ「どこでもいいですよ。」
アクゼ「じゃあ………え〜…決まらない。」
ドグ「…何がどこにあるかだけでいいので教えてくれませんか？」
アクゼ「えっと…東に入ると海底都市がある。
海底都市の奥に進むと雪と氷の地に着く。
東と北の間に暗闇の地。東と南の間に秋の谷…だった気がする。」
ドグ「ありがとうございます。では。」
アクゼ「好きなときに来てね〜！」
ドグ「はい。」
ーーー
アクゼ「カイツくん、終わった？」
カイツは絵を描いている
アクゼ「カイツくん、休もうよ。」
カイツは何も見ていない
アクゼ「カイツくん、最後に寝たのはいつ？」

アクゼ「ねぇ、カイツくん、寝ようよ。」
■■「カイツ、まだ寝てないの？」
騒がしくしていたらしく、しかめっ面の彼が部屋を覗いていた
アクゼ「うん、まだ寝てないの…。」
彼はカイツに気付かれないように魔法をかけた
■■「はい。これで寝れるでしょ。」
アクゼ「ありがとう。ベッドに寝かせてくる。」
ー東側の探索終了ー

ー中心部噴水前のベンチー
ドグ「皆さんを待ちましょうか。」
信者「ですね。」
信者「たのしかった！ありがとう、しんぷさん！」
ドグ「………。」
信者「しんぷさま？」
信者「眠っているわ。このまま寝かせてあげましょう。」
信者「この体制はキツいだろ。横にするから手伝ってくれ。」
信者「神父様の体って思っていたよりも軽いのね。」
信者「神父様って何kgなのかな・・・。」
信者「わかんない・・・・。」
信者「しんぷたま……ん〜？」
信者「あのな、神父様は今寝てるんだ。」
信者「おねんね？」
信者「そうよ。神父様は今おねんねしてるの。」
信者「……おきない？」
信者「起きるわ。一緒に見守りましょ。」
信者「…うん。」
信者「・・・。」
ベンチで眠る神父様を皆で見守る事にした

『………………俺を1人にしないでくれ。』