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貴方side
『ん…』
目が覚めると、固くて冷たい床で寝転がっている事に気がついた
まずは状況確認、牢の中には誰がいる？
薄暗い牢を見渡すと、誰かが横たわっていた
目を凝らしてよく見ると緑色のパーカーを着ている
『ゾム暗殺部隊長…？』
zm「んん…どこやここ…」
私の声に反応してゆっくりと起き上がった彼は私の姿を見て驚いた表情をする
zm「A！？俺ら、一緒の所に連れてこられたんやな…」
『そうだな…まずここがどこの国なのか把握する必要がある』
モゾモゾと体を動かしながら牢を散策してみると、だいぶ古い牢屋だという事がわかった
zm「ナイフとかあればなぁ…」
『なるほど…ここは当たりっぽいぞ、ゾム暗殺部隊長』
zm「なんでや？ライフルでも落ちとったん？」
『それには敵わないが老朽化した牢のおかげで鋭利な石が転がっていた。
私達を縛っているのは運が良いことに縄、これで手は自由になれるぞ』
薄暗いおかげで全く顔が見えないが、ゾムに笑いかけると、嬉しそうに声を上げた
zm「おお！じゃあ早速切ろうや！」
『…少し私に案がある。すまないが先に私の縄を切ってくれないか？』
zm「ええで！」
彼は足で器用に石を持つと、私の縄を切り始めた
『い“っ…』
zm「あっ、すまん…」
『大丈夫だ、暗いのは仕方のない事。それに今私達が無傷なのも今から何かされる証拠だ』
zm「マジかよ」
『逆に聞くが食用として売る豚があったとして、傷モノを売るわけにはいかないだろう？』
血が滲むのを肌で感じながら、ぼんやりと聞く
zm「まあ、確かに…」
『これから拷問室へ連れて行かれるのであれば、私じゃ奴 隷として扱われる。
逆に綺麗な服に着替えさせられるのであれば、これからオークションに私達が出品されるんだ
…まあ、無傷の時点で後者なのは薄々感じていたがな』
zm「環境適応能力の高さがすごいなお前…」
『人間という生き物には慣れというものがあるんだ』
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追記
第五章の1話目が抜けており、正しいものを挿入しておきました。
5話目の矛盾点を見つけましたので訂正しておきました
ご指摘頂きありがとうございました。
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無印。(プロフ) - こあさん» うわ…衝動書き作品あるあるです…(？)恥ずかし…ご指摘ありがとうございました。訂正したものを挿入し直しましたのでもう一度ご確認願います… (2020年1月28日 16時) (
レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
こあ - すいません 42ページところなんですけど髪を結び直してってところが手を縛られいるから出来ないのではないでしょうか あとめっちゃタイプの小説です (2020年1月27日 22時) (レス) id: ecf82d82cf (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 鳴く狐さん» あ、ありがとうございますぅぅ…！！頑張って更新しますね…！！ (2020年1月19日 17時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
鳴く狐(プロフ) - 無印。さん» いやいや！とっても素敵な作品ですし。話の流れをリスペクトしていらっしゃる作品は他にもありますし、このまま続けて大丈夫だと思いますよ！というかこの作品似ている抜きに好きなので是非続き読みたいです！ (2020年1月18日 18時) (レス) id: 4a4021e325 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 鳴く狐さん» やっぱそうですよね…これ作ってすぐリア友に同じ事言われて…本家を見てからどうしても脳裏にチラついて…やっぱ更新停止にした方が良いですかね…？ (2020年1月18日 11時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無印。
x他1人 | 作成日時：2020年1月11日 18時
