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貴方side
「なっ…勝手に入って来ないで！！」
cn「っるさいねん、お前らが勝手にA拐っといて何ふざけた事言っとんや」
ローブを羽織った奴らを殴り飛ばすチーノ
扉の向こうからは銃声や怒号が聞こえていた
yn「お姉ちゃん…」
そっと私の方へ手を伸ばす彼女が急に怖くなる
『っや、めろ…』
つぶらな瞳を大きく見開く
yn「大丈夫…だから、お願い…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
思い返せば、私に足りないものなど無かった。
運動が出来る、が当たり前になった5歳
頭が良い、が当たり前になった10歳
容姿が優れている、が当たり前になった12歳
私に足りないものなど、無かったはずなのだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『すまない、ユーニス…』
彼女の肩に手を置き、ぎこちなく笑う
yn「大丈夫、もう皆来たから」
『ユーニス、教えてくれ…“愛”って、何なんだ』
彼女は驚いたような顔をしてにっこりと微笑む
yn「大好きな人に抱きしめられたり、好きって心から思えるようなものだよ」
『私には、それが分からない。
母に抱きしめられても、愛という言葉は浮かび上がらなかった』
cn「兵長…？」
『何なんだ、愛というのは、？愛に殺される事が、幸福、なのか？
愛は何なんだ、薬なのか？毒なのか？
愛は、神なのか…？』
cn「落ち着いて下さい兵ちょ…」
次の瞬間、ユーニスが私に抱きつく
yn「愛っていうのは、行動で現せばこういう事だよ」
自然と涙が溢れる
『こん、な感情、知らない…』
自然と彼女の背中に手が回る
『う…ｯ、ぁ、あぁ…ッ…』
ごめんなさい。
私は今の心の中を支配するこの感情が、愛とは思えない。
＿＿＿＿第三章・【知らない愛】 終
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無印。(プロフ) - こあさん» うわ…衝動書き作品あるあるです…(？)恥ずかし…ご指摘ありがとうございました。訂正したものを挿入し直しましたのでもう一度ご確認願います… (2020年1月28日 16時) (
レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
こあ - すいません 42ページところなんですけど髪を結び直してってところが手を縛られいるから出来ないのではないでしょうか あとめっちゃタイプの小説です (2020年1月27日 22時) (レス) id: ecf82d82cf (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 鳴く狐さん» あ、ありがとうございますぅぅ…！！頑張って更新しますね…！！ (2020年1月19日 17時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
鳴く狐(プロフ) - 無印。さん» いやいや！とっても素敵な作品ですし。話の流れをリスペクトしていらっしゃる作品は他にもありますし、このまま続けて大丈夫だと思いますよ！というかこの作品似ている抜きに好きなので是非続き読みたいです！ (2020年1月18日 18時) (レス) id: 4a4021e325 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 鳴く狐さん» やっぱそうですよね…これ作ってすぐリア友に同じ事言われて…本家を見てからどうしても脳裏にチラついて…やっぱ更新停止にした方が良いですかね…？ (2020年1月18日 11時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無印。
x他1人 | 作成日時：2020年1月11日 18時
