第三章・【知らない愛】 1 ページ2
貴方side
ut「そうそう、そーやって谷間強調させて押し付けんねんで」
ソファに座る鬱の胸板に体を密着させ、悪戯っぽく笑う
『ねえ…私殿方の武勇伝聞きたいわ』
ut「ええで…上出来や…」
私の腰に手を回そうとしていた彼の手を掴み真顔に戻る
『悪いがこれは任務のためであり自身の欲をぶつけられる為にやっている訳ではない。』
ut「でも…でも、こんな所で止められたら…」
『それはすまなかった。早急に城下の風俗嬢を連れてくる』
ut「違う、ッAがええんや…!」
『鬱長距離部隊長は私に心を許しているだろうが、私は貴方に警戒心を完全に解いている訳ではない』
私の腰を強引に引き、その反動で私はソファに仰向けに倒れ、その横に彼が手をついて押し倒される状態になった
ut「それでももう我慢出来へんて…!」
『前言ったはずだ、「私が一度でも動揺すれば何でも付き合う」と。
私は演技をしただけだ、勘違いも甚だしい。』
畳み掛けるように話そうと開いた口は彼の口によって塞がれる
ut「俺の気も知れんで…!」
『…はぁ、接吻をした所で私が動揺したように見えたか。』
次の瞬間、彼の二の腕を引き私が上になり彼が押し倒されるような体勢になった
ut「ッ!?」
そして先程彼がした事と同じように唇を押し付ける
ut「ン“ッ!?…ん、ぅ…ッ」
数十秒間、半開きの口に舌を絡めさせ、顔を離す
『これが本物の接吻なのではないか?今の鬱長距離部隊長のように私がなれれば良いがな。』
頰を紅潮させ茫然とソファにもたれかかる彼に吐き捨てるように言い、ヒールを鳴らしながら部屋を出た
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無印。(プロフ) - こあさん» うわ…衝動書き作品あるあるです…(?)恥ずかし…ご指摘ありがとうございました。訂正したものを挿入し直しましたのでもう一度ご確認願います… (2020年1月28日 16時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
こあ - すいません 42ページところなんですけど髪を結び直してってところが手を縛られいるから出来ないのではないでしょうか あとめっちゃタイプの小説です (2020年1月27日 22時) (レス) id: ecf82d82cf (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 鳴く狐さん» あ、ありがとうございますぅぅ…!!頑張って更新しますね…!! (2020年1月19日 17時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
鳴く狐(プロフ) - 無印。さん» いやいや!とっても素敵な作品ですし。話の流れをリスペクトしていらっしゃる作品は他にもありますし、このまま続けて大丈夫だと思いますよ!というかこの作品似ている抜きに好きなので是非続き読みたいです! (2020年1月18日 18時) (レス) id: 4a4021e325 (このIDを非表示/違反報告)
無印。(プロフ) - 鳴く狐さん» やっぱそうですよね…これ作ってすぐリア友に同じ事言われて…本家を見てからどうしても脳裏にチラついて…やっぱ更新停止にした方が良いですかね…? (2020年1月18日 11時) (レス) id: 75e8b624e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無印。 x他1人 | 作成日時:2020年1月11日 18時