+α 美門side�� ページ12
｢14時にこの公園でアーヤが見つからなくても一度戻ってこい。
見つかった場合、その場ですぐ知らせろ。
以上。 散れ！！｣
若武の指示に全員が四方八方に走り出す。
アーヤ。
アーヤ。
君は今、どこで、何を思っているんだ？
高等部に上がり、なかなか探偵チームで集まれない日々が続く中、
俺は日に日に綺麗になっていくアーヤを視界の端で追っていた。
若武たちには、同じ学校だからと嫉妬されるけど 同じ学校にも関わらず話せない日々が続いていた。
｢立花さ、かわいーよな。｣
｢ん、目立たないけど凛としてるよな。｣
｢清純派って感じだよな。｣
中学では聞かなかった声も高校に入り、聞くようになった。
俺達だけが知っていたアーヤの外面だけじゃない、内面の美しさも周囲は気づき始めている。
焦んないわけないだろ。
あんなに綺麗に笑ってさ。
いつから？
あんなに輝くように笑うようになったのは。
なんのおかげで？
あんなに探偵チームの活動だけが生きがいだと笑っていた君が。
何がそんなにアーヤを幸せにさせてるの？
心の友、なんて言うけど気づけなかったことがもどかしい。
気づけない自分に腹が立つ。
だから、せめて
俺が誰よりも早く君を見つけたいんだ。
アーヤ。
______________タイムリミット。
14時だ。
クソッ
アーヤを見つけられなかったことに悔しさが込み上げる。
けど、誰からの連絡もなかったからアイツらも見つけられてないんだろう。
仕方なく、若武が指定した公園に向かった。
そして公園に足を踏み入れようとした瞬間。
アーヤがカンガルーの遊具の中からゆっくりと出てくるのが見えた。
俯いていて、表情は分からない。
そしておもむろにスマホを取り出した。
｢アー…｣
声をかけようとした瞬間、アーヤはスマホを見て泣き出した。
そして、膝から崩れるようにしゃがみ込んだ。
｢アーヤ!!!!!!｣
瞬間、若武が後ろから飛び出してきた。
黒木も上杉も小塚も七鬼も同じようにアーヤにかけよる。
俺も遅れをとらないように慌てて 瞬時に走り出した。
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あーかり - な、なんと！私と同じ名前の人がいるとは！伸ばしつけたけど、え！？書いたっけ！？って思った、、、って、まぁ、更新待ってます！頑張ってください！ (2018年3月27日 21時) (
レス) id: 40a2a82728 (このIDを非表示/違反報告)
ramia - 私は今年中学受験生だった者です。受験はしんどいと思いますが、頑張ってください！ (2017年8月9日 20時) (レス) id: 847474aa7a (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 私も受験生です！みなさん中学受験ですか？ (2017年8月1日 1時) (レス) id: 40c7213eb4 (このIDを非表示/違反報告)
夢衣(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます！お互い頑張りましょうね！ (2017年5月17日 7時) (レス) id: 89d0776e69 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 私も受験生です
大変だと思いますが、がんばってください！応援してます！ (2017年5月17日 1時) (携帯から) (レス) id: 71eaf23d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢衣 | 作成日時：2017年3月18日 16時
