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第十二話 ページ12


朝比奈「何で...何で...あんた達は...」

朝比奈「さくらちゃんに票を入れたんだよ!!!どうして...どうして!!!」

苗木「違うんだ!朝比奈さん!これにはわけが...」

朝比奈「そんなの聞きたくないよ!!!苗木!!!私は皆の事を信じてたんだよ...皆の事を...なのに苗木や霧切ちゃんはさくらちゃんに...」ポロポロ

苗木「朝比奈さん...僕だって本当は大神さんに票を入れるなんて事はしたくなかったんだ...でももしセレスさんが超高校級の絶望だと仮定して今日吊ってしまったらそれこそ僕達の陣営は負けてしまう...それに大神さんを吊る事はあの時の議論出来ない僕達にとってもメリットがあったんだ...だって大神さんがおしおきされれば...」

石田「そうだ...!俺の能力で大神の能力をコピー出来る...!しかし...!」

江ノ島「これでいいんだよ。石田。あたしもシロの味方をしちゃったけど。だって裏切り者のあたしから言わせてもらえばセレスはあたし達の仲間じゃなくて超高校級の絶望なんだもん。だからどうしてもセレスだけは吊らせるわけにはいかなかったんだよね。それなのに何も考えてもしない馬鹿共はセレスになんて投票しやがって...マジでお前らそんなに死にてぇーのかよ。今すぐに」

セレスに投票した全員「...」

葉隠「と...とにかく夜時間になったんだからまずはアイテムでも使おうーぜ...姉ちゃん頼む...」

ラル「わかった...じゃあ夜時間だ...アイテムを使いたい奴はいるか...?」

桑田「俺使うぜ。俺が使うのは支配者のTバックのカード。調べる奴はセレスだ」

セレス「ふん...馬鹿な人達のおかげで後もう一歩で勝てたというのに...これでわたくしの勝ちはなくなりましたわ...」

ラル「これで終わりだな。じゃあ今日の所はこれにて解散だ。」


廊下

苗木「やっぱり朝比奈さんに...」

霧切「その必要はないわ。苗木君」

苗木「霧切さん!?いつの間に」

霧切「だってこれは人狼なのよ。だから何度も言うようにゲームに私情を挟んではいけないの。それに大神さんは他の人の事を思ってあの時の投票で自分に票を入れたんだわ。だから貴方が今するべき事は勝つこと。それだけだわ。では私はこれで」スタスタ

苗木「...」


そして翌日...

3日目の朝になりました...

「不二咲千尋さんが襲撃されました」バーン!

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(プロフ) - BFさん» それで良いと思いますよ?というか、むしろそれが良いです。……出来れば、超絶の勝利も見てみたいですが(笑) (2016年1月6日 17時) (レス) id: eeda0d73db (このIDを非表示/違反報告)
BF(プロフ) - そして今回の小説でいえば、毎回毎回希望に勝たせても面白くないと思って今回の場合は絶望に勝たせてみました。それに苗木君が絶望陣営だった方がもっと皆が絶望すると思って採用したんだよ!うぷぷぷ! (2016年1月6日 17時) (レス) id: 3c10f90da0 (このIDを非表示/違反報告)
BF(プロフ) - コメントありがとうございます。最近は忙しくてあんまり小説は書いていなかったのですが、こういう風に過去の作品にでもコメントをもらえるのは正直言って僕としても嬉しいです。 (2016年1月6日 17時) (レス) id: 3c10f90da0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 前作より面白かったです。キャラクターは前回の方が好きですが、今回はストーリーが好きです。後配役が……www絶望陣営の苗木君、最高です(*≧ω≦*) (2016年1月6日 14時) (レス) id: eeda0d73db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:BF | 作成日時:2015年5月12日 18時

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