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第八話 ページ9

苗木「多分それは僕達の一個上の日向先輩だよ。その人は」

こまる「へーそうなんだ。っていうかお兄ちゃんもあんなに沢山の女子に囲まれるなんて本当に幸せものだよね!これこそお兄ちゃんの肩書き超高校級の幸運どおりだね!ふふふ!」

苗木「え...そうなのかな...?僕があんなに女の子達に囲まれるのは別に大した事じゃないと思っているんだけど...それに舞園さん達があんなに僕を囲むのはきっと僕と一緒におしくらまんじゅうをしたいからなんだよ。あんなに大勢で一気に僕を囲むのはさ」

苗木母「誠ちゃん...その理由はさすがに無理があるんじゃ」

苗木「あ!そんな事より早く準備しないと!明日は八時に学校に集まらなきゃいけないから、よーし!早めに僕も準備を終わらせちゃうぞ!それ!」サッサッサ!

苗木父「...」

こまる「全くお兄ちゃんは本当に鈍感だね...これじゃあお兄ちゃんの周りにいる女の子が本当に可哀想だよ...本当に」

そして時を同じくしてここでも他の人と話ている人がいた

松田の研究室

江ノ島「でさ!舞園がね!松田君!」

松田「おい!ドブス!ここで明日の仕度をするな!ったくここは俺の研究室なのにどうしてお前の私物がここに置いてあんだよ!このタコ!」

江ノ島「えー!だって家にイチイチ帰るのって絶望的に面倒くさいから、ここの研究室に私の私物を置いているの!だってここって結構スペースあるしね!」

松田「っていうかお前は俺より同じクラスの苗木って奴の事が好きなんだろ!それだったらそいつの家に泊まらせてもらえばいいじゃあねぇーか!こんな所にいるよりよ」カタカタ!

江ノ島「馬鹿だなー。松田君は。それじゃあ私は明日の準備が出来ないでしょ!それに苗木の家にむやみやたらに行ったら、パパラッチとかに変な写真撮られる可能性だってあるから、だから今日は松田君の研究室で過ごそうと思ったわけよ!それにここだったら寝坊したって全然問題ないしね!」

松田「...」

江ノ島「あれー!?いきなり黙っちゃってどうしたのー!?松田君!?もしかして私が来て絶望的に気分が悪くなった!?それだったらもっと」

松田「おい。お前は今度は何をするつもりなんだ?盾子」

江ノ島「え!?何いきなり下の名前で私の事を呼んでるの!?マジで絶望的に気持ち悪いんですけど!?っていうか私は何も」

松田「お前の事だ。きっと今度の合宿でも何かするつもりなんだろ。でなきゃお前が態々こんな所に訪れたりなんかしねぇーハズだからな」

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作者名:BF | 作成日時:2015年2月18日 19時

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