第五話 ページ6
桑田「でも俺だってその...お前が本当はいい奴だって知ってんだ...だけどお前はいつも俺と違って、舞園ちゃんや他の女の子にいつもいつもチヤホヤされているから...それが悔しくて俺も頭に血が昇っちまって...つい」
苗木「もういいよ。桑田クン。そんなに謝らなくても。それに僕達って友達じゃない。だからこんんな事なんて当たり前なんだよ。友達同士で喧嘩する事なんて。それに例え友達同士で喧嘩したとしても」
苗木「本当の友達ならこれくらいの事なんかじゃ絶交したりしないよ。そう本当の友達だったらね。それより僕は桑田クンが僕に、桑田クンの本音を包み隠さず言ってくれた事が嬉しいよ。だって友達同士で言いたい事を言えないなんて僕はちょっと嫌だしね」ポリポリ
桑田「苗木...」
セレス「(本当に貴方には頭が下がる一方ですわ。苗木君)」
苗木「あ!それより桑田クン!そろそろ君がくじを引く番みたいだよ!だから僕に構わずくじを引いてきてよ!」
桑田「お...おう...!わかったよ...!じゃあ苗木。サンキューな。俺の事を許してくれて。お前のその熱い言霊この俺のこの胸に響いたぜ。じゃあ今回のわびはまた今度するとして、くじを引きに行ってくる。苗木」
苗木「うん!桑田クンもいい席をとってきてね!」
そしてついに苗木の番に
石丸「よし!では苗木君!次は君の番だ!くじを引きたまえ!」グワシ!
苗木「よし。じゃあ早速」ごそごそ
舞園「(苗木君。苗木君。苗木君)」メラメラ
霧切「(苗木君。私の隣の席を引き当てなさい。いい事してあげるから)」
戦刃「(苗木君///私の隣の席に来てくれないかな///)」もじもじ
江ノ島「(とか残姉思っていると思うかもしれないけど、残姉の隣はもう既に石丸って決まってるっての!それより苗木!あたしの隣に席に来たら、苗木の事をいーぱい絶望させてあげるよ!うぷぷぷぷ!)」ニヤリ!
セレス「(さてどうなります事やらね。苗木君が引くくじは)」
苗木「あ!僕が引いた番号は五番だ!って事は六番の人が隣か」
舞園「誰ですか!?六番は!?もし女子だったらその時は!」キィ!
大神「六番は我だ。舞園よ」ドーン
舞園「ああ...そうですか...」
苗木「僕の隣は大神さんか。じゃあ大神さん。バスの中ではよろしくね!」
大神「ふっ!我もよろしく頼むぞ!苗木!」
葉隠「それにしても苗木っちはオーガーの隣か!これはついてねーべ!」
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作者名:BF | 作成日時:2015年2月18日 19時