第四十七話 ページ48
苗木「(あとそういえば朝比奈さんって江ノ島さんが作ってくれた表では結構僕に対する好感度が高かったけ...まあでも今はそんな事より、明日舞園さんにどうやって僕は謝ればいいのかな...もし変な態度で謝ったりすると舞園さんは今よりももっと)」
葉隠「と!とにかく苗木っちな!今回の事は舞園っちが悪いんだから苗木っちは舞園っちなんかに謝らなくていいべ!だって悪りぃーのは舞園っちなんだからな!」
苗木「で...でも」
朝比奈「苗木は例え誰であっても優しく接してあげているのはこの私も知ってるよ。でも今回の事は明らかに舞園ちゃんがイケナイんだから偶にはそっとしておいてあげたら。その方がきっと舞園ちゃんの為にもなるんだからさ」
苗木「あ...朝比奈さん...」
朝比奈「それよりこれ三人で食べよ!この食堂から私が持ってきたドーナツ!こういう暗い気持ちの時はドーナツでも食べればきっと元気がでてくるハズだよ!だから三人でね!」
葉隠「おお!ナイス朝比奈っち!俺も調度食後に甘いものが食いたかった所なんだべ!じゃあ早速!この抹茶味のを!」パクパク!
朝比奈「あ!それ私が食べたかった奴!全くもう!葉隠ったら!」
苗木「(ありがとう...朝比奈さんと葉隠クン...君達のおかげで僕も助かったよ...やっぱり友達は本当にいいものだね...こうやって互いに困った時には助け合える存在なんだからさ...)」そう言って朝比奈の方に視線を向ける苗木
朝比奈「...!」それをウィンクで返す朝比奈
108号室
「苗木君に突き飛ばされました...私の大好きな苗木君に...これって私はもう苗木君に嫌われたって事ですよね...」
「いやだ...いやだ!!いやだ!!いやだ!!いやだ!!!そんなの絶対にいやだ!!!苗木君に嫌われるなら私死んだ方がマシです!!この世界から!!!」
「そうだ...よく考えればあの女が悪いんじゃないんですか...苗木君をたぶらかしたあの女が...だからあの女を消せば苗木君は戻ってくれる!そう私がよく知っているあの苗木君に!」
「ふふふ!待っていてくださいね!苗木君!必ずや私があの女から貴方を救ってあげます!そうあのギャンブラーの女からね!」
廊下
セレス「ふぅ...今日はどうやら苗木君も外には出てないようですね...仕方ありませんが今日は帰るとしましょうか...自分の部屋に」
セレス「(うん...?ドアの隙間に何か挟まっている...?これはメモ...?)」ペラ
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作者名:BF | 作成日時:2015年2月18日 19時