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第三十九話 ページ40

苗木「で...でもこれって」

ジェノ「うん!確かに私のマイハサミで木は伐り倒したけど、スピードは全然落ちてないよ!まこちん!」

苗木「じゃあなんの為に君は助けにきたんだよ!!ジェノサイダー!!」

ジェノ「だからさっきから言ってんだろ!まこちんが死んだらでこまるが悲しむからこっちに来ただけだって!あー!でもこのままいくとあたしもまこちんと一緒にあの世いきか!あっははは!マジでうけるんですけどー!それ!」

苗木「冗談じゃない!僕はこんな所で死にたくないぞ!でもスピードは全然弱まらないし、このままじゃ」

戦刃「目標捕捉!角度よし!発射!」ピュー!

苗木「な!何だ!?あれは!?ってわ!?」網で捕獲されるジェノと苗木。

戦刃「ふぅ。これでもう大丈夫だよ。苗木君。この網についてるワイヤーは象が二頭で引っ張りあっても切れないしろものだから。でもここから引き上げるとなるとちょっと私でも大変かな。まあ頑張れば全然いけるけど。これくらい」

苗木「い...戦刃さん」

ジェノ「お!サンキュー!残念!お前のおかげで助かったぜ!っていうか、あの木を切り倒したおかげで私のマイハサミ二、三本いかれちまった。まあ帰ったらまた作るしかねぇーか。私のこの美しいハサミ達をね!」シャキシャキン!

こうして苗木と十神(桑田のレース)は十神の勝利という形で幕を閉じた。

そしてゲレンデ

セレス「ふぅ...本当に一時はどうなるかと思いましたよ...苗木君...全く貴方という人は本当に」

霧切「まあでも大参事にならなくて本当にラッキーだったわね。苗木君」

苗木「あはは...!まあね...!これも皆が僕の事を助けてくれたからだよ」

十神「おい!苗木!」

苗木「え!?と...十神クン!?まだ僕に何か」

十神「今回の勝負はお前の勝ちにしておいてやる!それだけだ!」

苗木「え!?ど...どうして!?だって十神クンは」

十神「うるさい!俺が勝ちと言ったら勝ちなんだ!このリベンジはまた明日にでもさせてもらうぞ!苗木よ!」ザッザッザ!

苗木「あ...いっちゃった...十神クン」

霧切「どうやら十神君も苗木君のあのショートカットには相当度胆を抜かれたみたいね!まああのショートカットが決まれば、あのレースは苗木君の勝ちみたいなものだから十神クンがああいう態度をとっても仕方ないわね!ふふふ!」

苗木「十...十神クン...」

こうして二日目の苗木達のスキーは幕を閉じた。そして

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作者名:BF | 作成日時:2015年2月18日 19時

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