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第三十五話 ページ36

そして苗木達はこの後皆で朝食をとった後、昨日のように皆でスキーをやることになった。しかし今日の苗木はというと

ゲレンデ

苗木「さて今日はちょっとこれに挑戦してみようかな!あんまり自信はないけど」ガサ

葉隠「お!これはスノーボードだな!もしかして苗木っちってば!」

戦刃「スノボーも出来るの!?やっぱり苗木君は凄いな...!本当に」ホワァー

苗木「あはは!いや出来るって言ってもそんなに上手くはないよ!スノボーは!」

苗木「でも...スノボーはこないだこまると一緒にスキーに行った時に、日向先輩が教えてくれたから、折角だから今回の合宿で実際にスノボーで滑ってみようと思ったんだ。僕」

葉隠「そういえばこないだ田中っちが言ってたな。我が仲間達と一緒に雪を制してくる!って。まあ大方そん時に苗木っちも誘われたんだろ。田中っち達に」

戦刃「でもやっぱり日向先輩もスキーが上手かったの?苗木君?まあ、あの人の事だからそこまで酷い事にはならないと思うけど」

苗木「うん。まあ正確に言えば日向先輩はスキーじゃなくてスノボーだったけど、でもあの人は本当にスノボーが上手で何回も凄い飛び方を皆に披露してたよ。おかげで七海先輩達はずっとキャ!キャ!言っていて左右田先輩が凄く泣いてて、狛枝先輩はあまりの嬉しさに転がり回っていたね。雪の上を」

葉隠「そういう話を聞くとやっぱり日向っちはすげぇー奴なんだな。本当。じゃあ苗木っちもそろそろ俺と一緒に滑ろうぜ!ここからよ!}

苗木「うん!いいよ!葉隠君!じゃあ戦刃さんも一緒に滑ろ!下まで!」ニコ!

戦刃「うん!勿論私もお供させてもらうよ!苗木君に!」

滑走中

苗木「やっほー!」ザザザ!

戦刃「うわー!苗木君!上手!上手!やっぱりスノーボードで滑ってもすっごく上手だよ!苗木君は!」

苗木「あはは!戦刃さんにそう言ってもらえると僕も嬉しいよ!」

葉隠「これは俺も苗木っちに負けてらんねぇーな!もっとスピードを出すべー!」ザー!

一方その頃この男はというと

腐川「白夜様!待ってくださいー!あいた!」ボフン!

十神「チィ!また転んだか!この女は!それにしてもこのスキー場のコースを昨日の内に全て滑ってみたが、やはりこの俺にはあまり手ごたえがなかったな!」

苗木達 ワー!

十神「うん?あそこを滑っているのは苗木か?全くあいつもあんな所を他の奴らと滑っているなんてまだまだ...」

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作者名:BF | 作成日時:2015年2月18日 19時

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