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第二話 ページ3

戦刃「でもそういう人は向こうで滑れる人に教えてもらえば別に大丈夫なんじゃないかな?石丸君」

石丸「ううう...!」

大神「それにこういう事もクラスの絆を深める為に我はいいと思うぞ。石丸。それにこうやってクラス皆でスキーなんかに行く事なんてなかなかないから我としても学園長の意見には賛成の意を表明する」

石丸「...。わかった...皆がそこまでいうならこの僕も賛成しよう...皆でスキーに行く事に」

学園長「うん!うん!よし!よし!これで皆の意思も固まったから早速私は理事長に申請の紙を!」

十神「ふん!皆でスキーをやりにいく為だけに理事長が申請を出すわけがなかろう!この馬鹿学園長!」

学園長「そこは大丈夫だ!十神君!要するにここにいるクラス全員でスキーをしに行くことがバレなければいんだろ!ならばスキー合宿と名前を変えればいいのだ!それにこうすれば学習の一環としてスキーが他の者達にも見られるからな!きっとこれなら理事長達の審査も通るハズだ!」グワシ!

十神「呆れてものも言えんな...こいつには...まあしかしさすがにこの学校の理事長共もあんなものにはハンコは押さないだろうよ。あんな馬鹿みたいな紙になんてな」

学園長「という事で私は早速申請手続きをしてくるから石丸君、君達はばバスの座席でも決めておいてくれたまえ!では響子!お父さん行ってくるからそれまでいい子に待っているんだよ!ではいくぜ!うおおお!!」ダッタッダ!

霧切「...。あの馬鹿は本当に一回死ねばいいのに...それより石丸君。もうスキーにいく事が前提になってるけど、バスの座席はどう決めるのかしら?」

桑田「やっぱりここは好きな人同士で組むのが普通だろ!石丸!だって俺の中学では今までそうしてきたし!それに好きな者同士で組めば俺は舞園ちゃんの隣に!」

舞園「苗木君!バスの席は私の隣に座ってくださいね!」

苗木「あはは...僕なんかでいいの舞園さん...?まあでも舞園さんがそう言ってくれるなら僕も舞園さんの隣に喜んで座らせてもらうけど」

桑田「...。チクショォォォォォ!!!このおま!苗木!!!毎回毎回テメェーって奴は!!!」ガシ!!

苗木「痛い!痛い!やめてよ!桑田君!僕の髪をそんなに強く引っ張らないでよ!僕の髪が抜けちゃうよ!」

桑田「うるせー!!!いつもいつも!!!お前は!!!」

舞園「ちょっとやめてください!桑田君!私の苗木君にそれ以上危害を加えると貴方の事を包丁でめった刺しにしますよ!」

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作者名:BF | 作成日時:2015年2月18日 19時

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