検索窓
今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:47,286 hit

22喫茶店 ページ22

それから、優太くんから



「無事帰れた?」と連絡が来て



「うん」と返して終わってしまった。



なんて広がりのない返し方なんだ、と思いつつ


何を送ればよいのか分からず、そのままにしていた。









.









愛「A、最近ぼーっとしてるけど、好きな人でもできた?」





『えっ、いないけど!』



突然愛子に言われて、声が裏返ってしまう。






愛「その反応は、いるな笑」



『いないって!』



愛「じゃあ、それ誰を待ってるの?」









.









そう言われて気づく









.







いつか連絡が来るかもしれないなんて期待していて、








気づけば、携帯の画面を開いて待っていた。









『えっと、これは…。』





愛「やっとAにも春が来たかー!


全然恋してないから心配してたけど、やっと安心したよ。」









『だから、恋なんか…してないって…。』







そう言う自分の声は、自分でもわかるほどに








自信がなかった。









.







.









これが恋なんだろうか。









.








.







恋ってどんなだっけ。


.

23喫茶店→←21喫茶店



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (140 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
227人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Mother | 作成日時:2019年9月18日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。