２０７． ページ7
神「黒岩監督っ？」
九坂「戻ってきてくれたのか？」
黒岩は一瞬だけアースイレブンを見ると、真っ直ぐにファラムオービアスの元へ歩いていった。
葵「どうしてっ」
鉄角「嘘だろっ」
『……』
黒岩はそのままファラムオービアスの監督席に座った。
皆帆「黒岩監督も、操られているってこと？」
剣「違う」
剣城が声をあげ皆は剣城の方を見た。
剣「操られてなどいない。勿論、俺もな」
天「剣城……」
剣「天馬、地球は負ける」
天「っ！」
剣「ファラムオービアスこそ、宇宙に存在し続ける者達だ」
天「ほ、本気なのかっ？本気で俺たちとっ」
剣「……」
天「剣城！何とか言ってくれよ！」
剣「この星に来てわかった。地球を倒すことが、宇宙にとって最前の策だとな」
天「そんなっ！剣城！
俺たち仲間だろ！？」
剣「俺は……俺の意思でファラムオービアスについたんだ。何度も言わせるなっ」
剣城はそう言うと天馬に背を向けてしまった。
葵「A監督っ、どうすれば……剣城君だけじゃなく、黒岩監督までっ」
Aは横目で黒岩を見つめた。
『……あんな人に、私が負けるわけがないだろう』
葵「え？」
『試合が始まれば、全てわかる』
Aはどこか落ち着いた様子でそう言った。
『(何があろうと、私は彼らを守る責任があるから……)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルモット - 今晩は。ベルモットです。イナズマシリーズで様々な小説を投稿されていますよね 。同じ投稿者として尊敬しています。大人シリーズが一番好きです。 (2020年1月25日 1時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年1月24日 18時
