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156. ページ6

土「つまり、エターナルブリザードを打つときの吹雪はアツヤになってたってことか?」








壁「でも、本当にそんなことできるんすか?二つの人格を使い分けるなんて……」









瞳「難しいでしょうね……だから、吹雪君はエイリア学園との過酷な戦いで、その微妙な心のバランスが崩れてしまったのかもしれない」








秋「崩れてしまった……」








瞳「えぇ」








秋「えぇって……そんなっ、だったらどうして吹雪君をチームに入れたんですか!」








瞳「!」








秋「だって、監督は知ってたんですよね?吹雪君の過去に何があったのか。








だったら、今日みたいなことが怒るかもしれないってこと判ってたはzじゃないですか!







なのにどうして吹雪君をっ!エイリア学園に勝つためですか?エイリア学園に勝てれば吹雪君がどうなってもいいんですか!?」








『秋、もういい』








秋「Aちゃんもよ!Aちゃんだって、吹雪君の過去を知ってたんでしょ!?








どうして友達の貴方が止めてあげなかったの!貴方が止めれば吹雪君だってっ!」








『止めたに決まってるでしょ!』








Aは声を張り上げて秋を見た。Aは悔しそうな顔で涙を流していた。









そしてAはそのまま走って病室を出て行ってしまった。








鬼「Aっ!」








夏「今はそっとしてあげて……あの子、きっと吹雪君がこうなると知って止められなかった自分に腹を立てているだけなの。







あの子はそういう子よ。昔から、人の事ばかりで自分のことは何も言わないの」









鬼「……そうか」








病室に再び沈黙が流れた。

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年3月24日 12時

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