痛みを感じない女 Part３【イナギャラ】

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グランドセレスタ・ギャラクシー第１試合、サンドリアス星で行われる試合にて、アースイレブンは苦戦を強いられていた。









しかしそこで、この状況を変える存在が投入される。









『１１番、瞬木隼人に変わって、１８番、市川座名九郎！』









黒岩「いけ、流れを変えてこい」









座「そう言うと思いましたよ」









市川はそう言うと瞬木と交代しグラウンドに立った。









天「座名九郎、このフィールドは……」









座「見ていたのでわかります。すみませんが、少し時間を頂けますか？」









市川はそう言うと森村の元へ向かった。









座「森村さん、サンドリアスの選手の中で誰が一番怖いですか？」









森「え？うーん……あの人と、あの人……」









森村は、バルガとカゼルマを指さした。









座「成程……では、皆を守る方法をお教えしましょう」









森「え？」









座「彼らを鬼ごっこの鬼と思ってください。彼らに捕まらないように、ボールを使った鬼ごっこをするんです」









森「鬼ごっこ……？」









座「そうすれば、鬼は皆を狙わずに貴方を追いかけてくる。









結果貴方は皆を守れるんです。やれますか？」









森「……それなら、うちにもっ」









座「でも、やるからには本気ですよ」









そう言うと、森村は意を決したような表情になって天馬の元へ向かった。









森「キャプテン！うち、皆を守りたいっ」









天「！(もしかしたら……)」









天馬は森村が予選決勝で見せたソウルを思い出していた。









『ここからが見物ですね』









黒岩「あぁ」

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