痛みを感じない女 Part7 【イナクロ】 (ページ10)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:26,473 hit

３１０．ページ10

円「皆ー！サッカーにとって大切なものってなんだ！

思いだせ！お前達の大好きなサッカーを！」

天「俺達のサッカー……

そうだ、俺達はチーム……皆と一緒に色んなことに乗り越えてきたんだっ

皆で力を合わせて、困難を乗り越える……それがサッカーの楽しさなんだ！」

サリュ「甘い！甘いんだよ！」

SARUが天馬に向かって突っ込んでくる。その瞬間、剣城が天馬の後ろから飛び出しSARUからボールを奪っていった。

サリュ「！」

『ザ・ラグーンが一人一人が最強だと言うなら、彼らは、１１人で最強になればいい……

フフ、いつぞやの試合を思い出したよ』

その時、皆の力が一つに繋がっていく。

大介「おぉ！１１人のオーラがハーモニーを奏でておる！」

『ハーも二ー……』

天「この試合、必ず勝つ！未来を守り、皆を救うんだ！

はああぁぁぁ！最強イレブン波動！！」

天馬達の放ったシュートはSARU達の力に勝り、ゴールに突き刺さった。

得点を見れば同点に追いついていた。

サリュ「馬鹿な……あんなやつらが、僕達と互角だと言うのかっ

悪い冗談だっ……メイア！ギリス！やり返すぞっ」

メ、ギ「「！」」

その瞬間、SARUが再び獣の姿と化した。

SARUは圧倒的な力でゴールへ向かってくる。

『流石なものだね……だが、彼らは決して負けはしない』

その瞬間、皆は最後の力を振り絞り全員で一斉に攻撃し始めた。

そして再び「最強イレブン波動」が炸裂し、相手ゴールに強く突き刺さった。

豪「あいつら……」

鬼「やるじゃないか」

円「あぁ!」

『でも、これで彼らはもう力を出せない』

その瞬間、皆のミキシマックスが解けてしまった。