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サリュ「どうしてだ……どうしてこいつらは僕達と渡り合えるんだっ、SSCの僕達と！
僕達は特別な力によって繋がった、最強のチームのはずだ！」
天「皆を繋ぐものは力なんかじゃない。もっと色んな思いで、人は繋がれるんだ！」
サリュ「違う！SSCの力……この力が新しい未来を築くんだ！
古い人間達に決してできないことを実現できる力っ
この素晴らしい力こそが、フェーダの皆を繋いで支えている！」
フェ「SARU、聞いてくれっ
今ならわかるんだ……フェーダは、独りぼっちで寂しい思いをした者達の集まりだった……
だからこそ、身を寄せ合って支え合って生きてきたんだ。力で繋がっていたんじゃない！」
サリュ「違う！！僕達を繋ぐものは力！力があるからこそ結束してるんだ！
力を持った者同士、大人にも誰にも頼らず生きているっ
だからフェーダには価値があるんだ！」
天「力だけで……力だけで繋がって、誰にも頼らず生きてくなんて、本当にそれでいいのっ？
上手く言えないけど……皆を繋いでいるのはそんなんじゃないよっ
胸の中が熱くなって、涙が溢れてきて、一緒になって喜んだり悲しんだり、そうやって強く繋がっていくものなんだよっ！」
サリュ「繋がっていくもの？」
天「友達さ！友達になるんだ！本当の仲間になるんだっ
それが、誰にも断ち切ることのできない深いところで繋がっている絆なんだ！」
フェ「そう……そうなんだよ……
僕らは、時空最強イレブンを捜して旅してきた。だけど、その旅で手に入れたものは時空最強イレブンよりも、もっと大きくて大切なものだった。
それが、皆との絆だったんだ」
サリュ「絆……」
フェ「僕は君達と同じ独りぼっちだった。だけど、天馬達と出会って友達の大切さを知った。
友達は家族と同じくらい素晴らしいものなんだよ」
サリュ「……っ違う、僕達は特別なんだっ
特別な力を持っている者同士、繋がっているんだ！
友達なんかじゃないっ、僕達は組織であり同士なんだ！」
天「力があったってなくたって、皆同じ人間だろ？」
サリュ「違う！僕達は特別なんだ！」
フェ「SARU……」
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名無し - クライマックスのクロノストーンここまで読めて嬉かったです！次回も楽しみにしていますそして完結おめでとうございます！無理せずにお身体を大切にして下さい。 (2019年11月4日 0時) (
レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年11月3日 21時
