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294. ページ44

アルノが持ってきたのは大きな機械だった。









『これは……?』









アルノ「多重時間理論第一人者のわしが作り上げた、クロノストーン化された人間を元に戻す装置じゃ!」









信「元に戻す装置?」









アルノ「フェイ」









その時、フェイが一つのクロノストーンを取りだした。









天「えっ、それってもしかして、円堂監督が閉込められてる石?」









フェ「うん……」









「「えぇ!?」」









錦「フェ、フェイっ!;おまん「うん」って簡単に言うとるが……」









フェ「どうしてフェイがそれを?」









フェ「昨日フェーダから取り返してきたんだ」









フェイの言葉にAは小さく微笑んだ。









アルノ「さぁ、石をこちらに」









フェ「はいっ」









フェイは機械の中央に円堂のクロノストーンをセットした。









アルノ「よし、セット完了じゃ!じゃあ始めるぞ!









システムスタート!」









アルノ博士がスイッチを押し機械が起動する。しかし、その機械は途中で止まってしまった。









信「何も起らないですね」









アルノ「お、可笑しいのう……;何故スタートしないんじゃ?」









水鳥「本当に大丈夫かよこの装置?動け!」









そう言って水鳥が機械を蹴ったその瞬間、機械が急に赤く点滅し始める。









三「な、何が起ってるんだ!?」









アルノ「まずいっ!システムが暴走しておる!」









機械はどんどん可笑しくなっていくのが見てわかった。









Aはその機械にゆっくりと近づいていく。









豪「A!」









鬼「姉さん危ないです!」









フェ「Aさん!」









セットされたクロノストーンは宙に浮き始めAはそれに手を伸ばす。









豪「A!ダメだ!」









『円堂……』









Aがクロノストーンを両手で包み込んだその瞬間、その場に大きく爆発が起った。

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高橋 - いつも楽しみに待ってます!早く、夢主と豪炎寺の子供の話が見たいです!楽しみにしてます!! (2019年11月3日 19時) (レス) id: 9e6c88e606 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - これからの体には気を付けて下さい土日、祝日か更新楽しみしています! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年10月27日 17時

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