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アルノが持ってきたのは大きな機械だった。
『これは……?』
アルノ「多重時間理論第一人者のわしが作り上げた、クロノストーン化された人間を元に戻す装置じゃ!」
信「元に戻す装置?」
アルノ「フェイ」
その時、フェイが一つのクロノストーンを取りだした。
天「えっ、それってもしかして、円堂監督が閉込められてる石?」
フェ「うん……」
「「えぇ!?」」
錦「フェ、フェイっ!;おまん「うん」って簡単に言うとるが……」
フェ「どうしてフェイがそれを?」
フェ「昨日フェーダから取り返してきたんだ」
フェイの言葉にAは小さく微笑んだ。
アルノ「さぁ、石をこちらに」
フェ「はいっ」
フェイは機械の中央に円堂のクロノストーンをセットした。
アルノ「よし、セット完了じゃ!じゃあ始めるぞ!
システムスタート!」
アルノ博士がスイッチを押し機械が起動する。しかし、その機械は途中で止まってしまった。
信「何も起らないですね」
アルノ「お、可笑しいのう……;何故スタートしないんじゃ?」
水鳥「本当に大丈夫かよこの装置?動け!」
そう言って水鳥が機械を蹴ったその瞬間、機械が急に赤く点滅し始める。
三「な、何が起ってるんだ!?」
アルノ「まずいっ!システムが暴走しておる!」
機械はどんどん可笑しくなっていくのが見てわかった。
Aはその機械にゆっくりと近づいていく。
豪「A!」
鬼「姉さん危ないです!」
フェ「Aさん!」
セットされたクロノストーンは宙に浮き始めAはそれに手を伸ばす。
豪「A!ダメだ!」
『円堂……』
Aがクロノストーンを両手で包み込んだその瞬間、その場に大きく爆発が起った。
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高橋 - いつも楽しみに待ってます!早く、夢主と豪炎寺の子供の話が見たいです!楽しみにしてます!! (2019年11月3日 19時) (レス) id: 9e6c88e606 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - これからの体には気を付けて下さい土日、祝日か更新楽しみしています! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年10月27日 17時