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それからAは用意された部屋で各チームの監督である有人と豪炎寺とサカマキから各チームの練習データを受け取りまとめていた。
その時、部屋に神童と剣城がやってきた。
神「Aさん、今少しお時間いいですか？」
『あぁ構わないよ。入っておいで』
Aは作業をしながら神童と剣城を部屋に入れた。
『それで？チームのことについてかな？』
神「あの……どうしてアルファとベータとガンマを同じチームに入れたんですか？
あの３人が一緒にチームを組めば、チームの連携が乱れるのはわかっていたはずです」
『あぁそうだね。彼らは３人とも我が強く扱い辛いところがある。
でも彼ら３人が協力し、なおかつチームとして動き始めたら、強力な仲間になるとは思わないかい？』
神「それは……そうですが……」
『彼らをどうするかは、君と君達の監督に任せてある。君のキャプテンとしての気質が試される時だよ、神童君』
神「……わかりました。何とかやってみます」
Aは神童に向け微笑んだ。そして視線を剣城に移す。
『剣城君は……どうして自分がキャプテンなのか疑問だってところかい？』
剣「っ……その通りです」
『フフ、確かに剣城君には少しばかり大変な役割を任せてしまったかもね。
前線でストライカーとして動くのと同時に、チーム全体を見渡さないといけない……
中々難しいことだと私も思っているよ』
剣「だったら何故？」
『君なら、不可能を可能にすると思ったからさ』
剣「！」
『私は剣城君の力を試したい。君の、ストライカー以外の力を示す絶好の機会だからね』
剣「……そうですか」
『頑張ってくれたまえよ２人とも。……そうだ、天馬君はどうしているんだい？』
神「あいつも、あいつなりに大変そうです」
剣「でも”なんとかなる”って、頑張っていますよ」
『フフ、そうかい。それを聞いて安心したよ。
それじゃあ２人とも、もう部屋に戻って休みたまえ』
神「失礼しました」
剣城と神童はAの部屋を出て行った。
『いよいよ明日か……』
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月奈 - まだ物語は終わらないと思いますが、もし良ければ、豪炎寺と主人公の子供達の小説など書いて頂けると嬉しいです。体に気をつけてください。 (2019年10月23日 23時) (
レス) id: d43d89ba6b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続編おめでとう！夜桜シリ−ズでは恐竜編読めて嬉しいです京都言えば新撰組！沖田総司が一番好きです！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年10月20日 18時
