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皆が準備をしている中、茜が本を読みながら声をあげた。
茜「大変っ！」
ワ「ん？なんだ？」
茜「絵本……」
見れば絵本の最後のページが消えていっていた。
水鳥「どういうことだっ」
ワ「パラレルワールドの時空が不完全になっているのだ」
輝「この戦い……どうなるのかわからないってことですかっ？」
葵「もし、円卓の騎士団が負けたらっ」
『この世界もろとも、私達も消えることになる』
そのことに皆は息をのんだ。
太「この試合、絶対に負けられないっ」
天「絶対に負けられない試合……やっぱり俺じゃダメだっ
神童先輩っ！」
神「どうした？」
天「……ホントに、キャプテンは俺でいいんですか？」
天馬の言葉に皆は驚く。
神「馬鹿な事を言うな！雷門のキャプテンはお前だ！」
天「でも俺なんかより、神童先輩の方がリーダーに相応しいんです！
誰が見たってそうですっ……俺がリーダーじゃ、このチーム、本当の力が出せないっ
そうじゃないですか！？」
錦「天馬、こんな時に何を言い出すぜよ？」
天「こんな時だからこそ言うんです！」
倉「俺は、お前にリーダーなんて求めてないぜ」
皆は倉間の言葉に唖然とする。
天「俺にリーダーを……求めてない……」
倉「リーダーなら、確かに神童の方が向いてるしな」
輝「倉間先輩！なんて事言うんですか！」
そしてそのままの雰囲気の中、皆は試合に臨むことになった。
『天馬君……君の魅力はそこじゃない……早く気付きたまえ』
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月奈 - まだ物語は終わらないと思いますが、もし良ければ、豪炎寺と主人公の子供達の小説など書いて頂けると嬉しいです。体に気をつけてください。 (2019年10月23日 23時) (
レス) id: d43d89ba6b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続編おめでとう！夜桜シリ−ズでは恐竜編読めて嬉しいです京都言えば新撰組！沖田総司が一番好きです！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年10月20日 18時
