２１４． ページ14
『ん……ここは……』
キャラバンの中で気を失ったはずのAはいつの間にかどこかの花畑の真ん中で眠っていた。
周りを見渡せば、広大な花畑と小さな白い家が建っていた。
そして自分の今の格好を見れば、村娘のような服装をしていた。
『ふむ……なるほど、そういうことか。どうやら、タイムジャンプは成功したようだね』
Aは周りの状況を見て一瞬で、自分がアーサー王の物語に出てくる登場人物になったのだと理解した。
そして立ち上がって自分の家であろう家の扉を開いた。
家の中はすっきりしていて、壁には一面にびっしりと本が置かれていた。その一つを手にとってみると、この世界のことについての本だらけだった。
『へぇ、この世界の歴史や植物図鑑などもあるじゃないか。
見たことのない本というのは興味をそそられるものだね』
Aはその本達を楽しげに読みあさっていた。
その時、家の扉を叩く音が聞こえてきた。
『はいはーい、どちらさまかな？』
Aは警戒することなく扉を開いた。すると目の前には、見たことのない少年が笑顔で立っていた。
風貌から察するに、この物語の人物でないことは見てわかった。
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幻想世界編の夢主の衣装です。
http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/e/2/ee2982eca4e15e76198cbd3a6ab0b6f3.png
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月奈 - まだ物語は終わらないと思いますが、もし良ければ、豪炎寺と主人公の子供達の小説など書いて頂けると嬉しいです。体に気をつけてください。 (2019年10月23日 23時) (
レス) id: d43d89ba6b (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続編おめでとう！夜桜シリ−ズでは恐竜編読めて嬉しいです京都言えば新撰組！沖田総司が一番好きです！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年10月20日 18時
