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天「昔のAさんって、どんな人だったんですか？」
豪「そうだな……帝国にいたAは昔、”戦慄の女軍師”って異名で呼ばれていてな、奴が立てた策略や戦術はある種の芸術作品だった。
何処までも無駄を省き、合理性を求め、その割には大きな賭けに持ち込んだりと破天荒な考えの持ち主で、敵も味方も良いように翻弄されていた。
あいつにとって、過不足無く完成された予定調和の台本を作り上げるのは、握り飯一つ作ることより余程簡単なことだった」
フェ「スゴい人なんですね……」
豪「だがあいつは負けを知り、雷門に来て円堂と出会ったことで変わっていったんだ。
アイツには、円堂とはまた違った、人を惹き付ける力がある。俺は、そんなAの策略にまんまと乗せられ、いつしかあいつのことが頭から離れなくなっていたんだ」
フェ「なんだか、聞けば聞くほどAさんは不思議な人なんですね」
豪「あぁ、そうだな。だがそんなAにも弱い所はあるんだ。それはな……」
『修也〜一体何を楽しげに話しているのだい〜？』
豪「A！？；」
いつの間にかその場にはAがいて、天馬とフェイも驚いていた。
天「Aさん！？いつの間にっ；」
『たまたま通りかかっただけさ。ほら、天馬君もフェイ君も早くお家に帰りたまえ』
天、フェ「「は、はい！失礼します！；」」
天馬とフェイは脱兎の如く走って帰っていった。
『……それで？私の弱い所って、一体何なのだい？』
豪「フッ、”仲間”さ」
『え？』
豪「Aは、仲間にはとことん甘いからな」
『フフ……確かに、そうかもね』
Aと豪炎寺は手を繋ぎ自宅までゆっくり帰って行った。
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黒糖かりんとう(プロフ) - すみません、どうしても気になってしまったので…（ーー；） (2021年11月1日 6時) (
レス) @page19 id: 9c7801f442 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖かりんとう(プロフ) - 一応書きますが…真選組は銀魂での当て字のようなものでは…？銀魂未履修なので詳しくは知りませんけども、新選組か新撰組がたぶん正しい並びだと思います (2021年11月1日 6時) (レス) @page19 id: 9c7801f442 (このIDを非表示/違反報告)
月奈 - 豪炎寺君が主人公に遊ばれているシーン、大好きです。これからも、入れていただけると嬉しいです。 (2019年10月19日 22時) (レス) id: 6ced1cb57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年10月18日 19時
