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『急にこんな突拍子もないことを言われて、信じろと言う方が無理な話です。
ですが大介さん、私の恩師の教えに、”冗談”の教育はないのですよ』
Aがそういうと大介とAの間に沈黙が流れる。
大介「はぁ……確かに、お前がそんな間抜けな嘘をつくとは思えんしな……」
『では、信じてもらえるんですね？』
大介「お前には、随分と世話になったからのう……
わかった。そのノートの内容を教えてやろう。わしが考えた、最強の１１人についてな」
大介の言葉にAは小さく微笑んだ。
『大介さんなら、わかってくれるだろうとは思っていましたよ』
大介「だが良く聞け。そのノートの書いてある１１人が揃うことは絶対にない。何しろ、集めることは不可能なメンバーだからなぁ」
『集めることが不可能……？』
大介「所詮、わしの思い描いた夢にすぎん。最高のサッカーを求めてきたこのワシの最後の夢だ」
『大介さん……』
大介「行こう。皆と話がしたい」
その時、病院の看護師が病室にやってきた。
看護師「円堂大介さん、検温の時間ですよ。
あ！また抜け出そうとしてたんでしょう！」
『また……？；』
大介「ガハハ！見つかっちまったなぁ！」
看護師「全くもう……安静にしてなきゃダメでしょう！」
『……それじゃあ私はこれで失礼しますね。大介さん、お大事に』
そう言ってAは病室を後にした。
大介「ん？(これは……)」
大介のポケットにはいつの間にか小さな紙の切れ端が入っていた。
”病院の入口でお待ちしています”＿＿＿＿＿＿＿＿＿
大介「全く、抜け目ないやつめ」
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マナ - 梅こんぶさん» こんばんは… (2021年6月1日 18時) (
レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 私も夜桜シリ−ズでは読めなかったので今回のクロノストーン編楽しみにしています。予定ではクロノストーン編行きますか？同じ質問でしたらすみません。 (2019年10月9日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 嬉しい(*｀･ω･)ゞ。ギャラクシー編の剣城が好きなので。楽しみに待っています。 (2019年10月8日 8時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ベルモットさん» ギャラクシーまでいく予定です。 (2019年10月8日 8時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 痛みシリーズでは、クロノストーン編で終わってほしいです! (2019年10月7日 22時) (レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年10月6日 21時
