１６１． ページ11
その日の夕食の時間＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
不「おい…；何見張ってんだよ；」
『君がトマトを残すとマネージャー達から苦情が来ていてね』
Aは不動の前に座ってじーっと不動がトマトを食べるのを見張っていた。
鬼「好き嫌いはよくないぞ不動」
不「お前らは俺の保護者か！？；」
『似たようなものだよ。豪炎寺君、不動君捕まえといてね』
豪「わかった」
豪炎寺は不動を捕まえ逃げられないようにする。
不「よ、よせ！；自分で食うから！；」
Aが無理矢理不動にトマトを食べさせようとした時、突然虎丸が声を荒げた。
虎「俺達は戦う為にここにいるんです、遊ぶためじゃないでしょ……！」
綱「何だとっ」
喧嘩しそうになった時、Aが虎丸に近づきそっと話しかける。
『どうしたんだい虎丸君？急に喧嘩腰になるなんて』
虎「なんでもありません……」
虎丸はそう言うと食器を片付けていってしまった。
円「俺、ちょっと話してみる」
飛「キャプテン、俺に任せてもらえませんか？」
飛鷹が声をあげたので一同は少し驚いている。
『いいんじゃないかい？飛鷹君、よろしくね』
飛「はい」
飛鷹は食器を片付けて虎丸の元へと向かった。
豪「大丈夫なのかA？」
『大丈夫だよ。きっと明日になれば虎丸君も元に戻ってるさ。
……さて、不動君。続きといこうか♪』
不「だから自分で食うって！；」
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年9月14日 20時
