夜桜の木の下には彼女がいた～エイリア学園編～ (ページ10)

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１０．ページ10

辿り付いた場所は稲光修練場。

風「稲光修練場？」

円「そうか！次のエイリア学園との対戦に向けて特訓するんですね！」

響「いや」

そう言うと皆は中に入っていく。エレベーターがどんどん下へと下がっていく。

そして扉が開かれると、そこには理事長の姿があった。

円「これは……理事長！」

雷「君達だけでも無事でよかった……

最早一刻の猶予もない。奴等はこれからも破壊活動を続けることだろう。

なんとしても欠けたイレブンを集め、地上最強のサッカーチームを作らねばならんのだ！」

円「地上最強のサッカーチーム……」

雷「そして、あのエイリア学園を倒す為にも……」

円「理事長！俺達にやらせてください！俺達がやります！

皆、やろう！日本一の次は宇宙一だ！」

「「おぉー！」」

皆はやる気に満ちていた。

響「準備ができ次第出発だ。円堂、頼んだぞ」

円「え？」

風「頼んだぞって、監督は？」

響「俺は行かん」

「「えぇー！？」」

雷「響木監督には私から頼んでいることがあるのだ。これもエイリア学園と戦う為に必要なことでな」

円「そんなぁ～！じゃあ俺達、監督なし？」

壁「俺、監督いないなんて嫌っす！」

栗「俺もでヤンス！」

響「心配するな」

と、その時後ろのエレベーターが開かれ、一人の女性が現われた。